『ハンコック』&『ウォンテッド』

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 雨にも負けず風にも負けず、元職場から横浜にすっ飛んで、毎月誰も住んでない関西の部屋に家賃を払い続けていても(泣いてなんかない!)、暇を見つけてはきちんきちんと映画は観ているわたくし。しかし気がつけば、ページに書かないまま、観た映画が結構たまってしまっていたのだった。これはイカン!というわけで、今回は掟破りの2本立て。まあ、今年度ナンバーワンは『ダークナイト』で鉄板...というか、今後数年においてすらその座が破られるかどうか怪しいけど、すべての映画があんな濃縮っぷりだったら、ワタシの脳みそが緊張のあまり白鳥座コラプサーになってしまいますですよ。あれはあれこれはこれ、何も考えずに観られるシワなし超大作は絶対に必要だ。というわけで、ワタシは今日も映画館に通って有名どころばかり見続ける(笑)。

で、最初はウィル・スミス主演の『ハンコック』。やさぐれて世間から爪弾きもののヒーロー・ハンコックが、売れない広告マンとの出会いを機に、徐々に変わろうとしていく様をコミカルに描く...というSFヒューマンコメディかと思ったら、途中でヒューマン系のネタが尽きたのか、はたまたギアス的はったり至上主義に目覚めたのか、いきなり明後日の方向に暴走していくハンコックワールド。中盤の家庭内ドリフとかはつい笑っちゃったけど、後半ネタの無茶振りっぷりは正直笑えないよハンコック。作劇上の都合で無理矢理弱くなったよハンコック...つか無理矢理にも程があるだろ(笑)!見終わってみると壮絶なまでの話のまとまりの無さだけが印象的だったよハンコック...。ウィル・スミスはいい役者だと思うけど、前の『アイ・アム・レジェンド』といいこれといい、ワタシの守備範囲の映画では、ここ最近後半の展開に恵まれない映画に出すぎだよウィル・スミス...。誰かスミスにいい脚本斡旋してあげて(涙)!

movie_WANTED.png そんな心の傷はお馬鹿ガンアクションで癒す!と次に見たのは『ウォンテッド』。冴えないサラリーマン青年が、実はあなたはアサシンの申し子なのデス!とかアンジェリーナ・ジョリー姐さんにスカウトされて、気がつけば二丁拳銃でドンドンパチパチピーヒャララー。とりあえず、演出がすごくヘン(笑)。いい意味で。キーボードで憎いあんちくしょうをぶん殴ったら、飛び散ったキーの並びが「FUCK YOU」。素晴らしい。ロバート・ロドリゲス以来の、素人目にもヘンな演出の数々が光ります。あとガンアクションはガンカタ以来の大爆笑。腕を振りながら銃を撃つだけで弾丸がうにょーんとカーブ!多段型弾丸とかステキアイテムも登場。どんなにひどい怪我を負っても、ウクライナ式風呂に入れば全部解決さ!どんなやねん。
 それにしても、この主人公青年の、潜在能力は高いけどすぐ増長して失敗、そして終始状況に流されまくり、見た目情けない...なんか...どこかで強烈な既視感が...あ。

 ルーク・スカイウォーカーだ。

 スターウォーズ自体、最後に観て久しいけど、なんかワタシの中のルーク像はそんな感じ。ああすっきりした。そういえばあいむゆあふぁーざー!ノーッ!とかも完備してるわ(笑)。ジョリー姐さんもっときっちり調教してやってください!

 というわけで、どっちもいい感じの頭ぬるぽな映画でございましたですよ。よきかなよきかな...でも、DVDは買わなくてもいいかなぁ。オイ(笑)!

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