Windows Live Syncノード「Celaeno」稼働開始。

<今回は正しく前回のあらすじ>
 Windows Live Syncが思った以上に使えることが分かったため、是非とも有効活用したいとの欲望に駆られるわたくし。だが、Windows Live Syncのデータ転送は基本P2Pのため、常時どこでもデータ同期!という環境を達成するためには、24時間起きっぱなしでデータのデリバリーが可能な常時稼働マシンが必須なのだ!折しも最近は、Atomがオンボードのmini-ITXマザーがいろいろ出回ってるし、それとかmini-ITX用のPCケースとかいろいろ組み合わせて自作すれば、Windows Live Syncのデータの基点となる常時稼働マシン、ワタシ内コードネーム「Celaeno」が......!

 というわけで、結局やっぱり我慢できなかったわたくしは、例のごとく大人パワー(主に金銭的な意味で)を全開にして、遂にセラエノ図書館を開設してしまったのでした。見よ!これが俺のWindows Live Syncノード「Celaeno」システムだッ!!

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 「ネットブックじゃねーか!」
 「カッコイイだろう!!!(ギャキィッ)」

 ......いや、この構成にしようと決心する3日くらい前までは、確かに自作するつもりでいたんですけどね?何の気なしに巡ってたAmazon.co.jpで、27,800円のEeePC701SDを見つけるまでは。何この価格破壊。自作するにしても、今回は基本的にスペック二の次だったので、安い上にキーボードとモニタもつくわ、無線LANも内蔵してるわ、場所もとらないわのネットブックは、今回の要求仕様を満たしまくっているのであった。当然、内蔵しているSSDの容量自体は、データストレージとしてはお話にならないわけですが、そこでNASですよ。EeePCをWindows Live Syncのブリッジとして使い、データ自体はNASに蓄えさせれば......!
 というわけで、どどんと大きく容量1TBのNASをセッティングするわたくし(3つ並んでいる箱物の一番手前&小さいやつ)。NASの共有フォルダを、EeePCの方でネットワークドライブとしてマウントし、そのネットワークドライブをWindows Live Syncの同期先として指定してやろうという算段。ついでに言うと、NASとEeePC間の接続は無線なので、無線さえ届けば、EeePC自体はお部屋のどこに置いてもOKという、昨今の日本のお部屋レイアウト事情にも優しいトポロジーだ。これで部屋だろうが出先だろうが、ネットワークに接続さえしていれば、いつでもデータ同期上等な生活が我が手に......。

 だが、ことはそう単純には運ばなかったのだった。この「ネットブック+NASでSyncうっはうはー」計画には、一つとんでもない見落としがあったのだ。

 Windows Live Syncはネットワークドライブ指定不可。

 大枚はたいて機材を揃えて、EeePCでNASの共有フォルダをネットワークドライブに設定して、さあ後はWindows Live Syncの同期設定だけだ、というところで、Web上の同期設定画面でどうしてもネットワークドライブが表示されないので、一体こりゃどういうこったい、ということで調べてみたらこれですよ。つまるところ、ネットワークドライブとしてマウントしたNASは、Windows Live Syncの同期先としては使えないということ。よく見たら、Windows Live Syncのヘルプにも「Sync は、マップされたネットワーク ドライブには使用できません。」と明記されている罠。ファッキンガッデム!そうだと知ってたら、最初からUSB接続の外付HDD買ってたよ!せっかく3万円出して買ったBUFFALOのNAS(サイズ1TB)は、このまま単なる黒くて固くて小さい置物になってしまうのか!?

 が、さすがに欲望に忠実なワタシでも、3万円が無駄になるのは我慢ならないので、何とかしてゲイツを出し抜いてやろうと策を講じるわたくし。普通のローカルドライブは普通に認識されるので、要はネットワークドライブがローカルドライブとして認識されればいいわけだ......と思って調べてみたんですが、その方向はあっさり頓挫。NDASとかiSCSIとか、ネットワーク上のストレージをローカルドライブとして認識させるためのキーワードは何個か見つかったんだけど、それだけ。普通の個人向けNASじゃにんともかんとも。駄目か、駄目なのか!?
 ......と思っていた矢先に、偉大なる先達とGoogle様のお告げが下る。どれどれ、と試してみたら......で、できたぁぁぁぁっ!俺はやったぞ、NASの共有フォルダをWindows Live Syncに認識させたぞ!以下、その全手順。

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(1) とりあえず、共有フォルダをネットワークドライブとして設定。

   (ネットワークドライブ名は旧支配者にしか通じない洒落なので気にしてはいけない)


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(2) マイドキュメント右クリックの「プロパティ」で、「リンク先」に先程のネットワークドライブのパスを指定。

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(3) SyncのWeb管理画面にて、対象のPCを選択し、(2)で設定した「ドキュメント」を選ぶと......。

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(4) ネットワークドライブ内が参照でき、Syncの指定も可能となる。以上。

 ......要するに、マイドキュメントを経由してさえいれば、マイドキュメントの実体がローカルドライブにいようが、ネットワークドライブにいようが気にしないということらしい。なんじゃそりゃ(笑)。それでいいのかマイクロソフト。まあ、ワタシ的にはこれで当初の目標が果たせたので比較的どうでもいいです。常用環境のマイドキュメントを共有フォルダに移せ、とか言われたらちょっと涙目になるけど、今回のEeePCは、もとよりWindows Live Syncのブリッジ専用なので、これで全然問題ナッシング。あーちかれたび。

 さて、これでWindows Live Syncがらみも一段落したし、次は何かふにゃふにゃな話題が話せるといいですね。ここんとこちょっとギーグな話題が続きすぎだ(笑)。来週は待望の『セブンスドラゴン』が発売になるし!つか、結局『エルミナージュ』が全然進んでない......。

コメント(3)

AK :

初めまして。ちょうどWindwos Live Syncとネットワークドライブで検索していて、このHPを見つけました。
残念ながら、私の環境(Windows XP Pro SP2)では、ドキュメントのリンク先をネットワークドライブに変更しても、Windows Live Syncが従来のマイドキュメントの中を参照してしまうようです。そちらでは現在も問題なく使えていらっしゃいますか?

はじめましていらっしゃいまし。
ワタシの環境では、ページに書いた方法で、今も普通にNASでSyncできてます。で、ちょっと考えてみたのですが、

> ドキュメントのリンク先をネットワークドライブに変更しても、Windows Live Syncが
> 従来のマイドキュメントの中を参照してしまうようです。

ローカルの環境を変更しても、Webの管理画面に反映されない、ということですよね…?何というか、Web側に以前の情報が残ってるような感じに思えます。
もう既に試されてるかもしれませんが、一旦、NASをマウントしているPC(ワタシの場合ならCelaeno)のWindows Live Syncクライアントを終了した上で、Web管理画面にて、全てのSyncフォルダから、NASをマウントしているPCの登録を削除してから、もう一度まっさらな状態でコンピュータの登録を行ってみてはどうでしょうか?現状、思いつくのはそれくらいです……。

AK :

ありがとうございます。
>ローカルの環境を変更しても、Webの管理画面に反映されない、ということですよね…?何というか、Web側に以前の情報が残ってるような感じに思えます。
その通りです、Webの管理画面には反映されないのです。

>もう既に試されてるかもしれませんが、一旦、NASをマウントしているPC(ワタシの場合ならCelaeno)のWindows Live Syncクライアントを終了した上で、Web管理画面にて、全てのSyncフォルダから、NASをマウントしているPCの登録を削除してから、>もう一度まっさらな状態でコンピュータの登録を行ってみてはどうでしょうか?現状、思いつくのはそれくらいです……。
確かに以前の情報が残っているのは可能性ありそうですね。ただNASのフォルダーをネットワークドライブとして使い、かつWindows Live Syncで登録しようとしているフォルダーは今回トライした1つだけなので、どんな情報で何が邪魔しているか分かりません。
とりあえず、そちらの環境に近づけるため、以下の手順
①Windows Live Syncクライアントの共有フォルダーを全て削除
②Windows Live Syncクライアントを停止
③NASフォルダを全てアンマウント
④NASフォルダをマウント
⑤マイドキュメントにネットワークドライブ(NASフォルダ)を指定
②Windows Live Syncクライアントをスタート
⑥Windows Live Syncクライアントの共有開始
をチャレンジしてみようと思います。
わたしの調べた範囲ですが、Windows XPの環境でWindows Live Syncクライアントの共有にネットワークドライブを使う方法はこちらの成功体験しか無さそうです。
(最初はネットワークドライブにジャンクションを張る方法を試したのですが、異なるボリューム間ではダメでした...)

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