2010年1月アーカイブ

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 ニューヨークのJFK国際空港で、着陸直後の旅客機が突如として沈黙した。誘導路の上で停止し、すべての電気系統がダウン、内部の乗務員や乗客からの反応も一切ない。テロ事件を懸念した当局はSWATチームを突入させるが、チームが発見したのは、乗員乗客210名が全員死亡しているという信じがたい光景だった。状況はバイオテロを示しており、急遽CDC(疾病対策センター)の疫学者であるイーフとそのチームが招集された。イーフたちは旅客機の内部に入り、数名の生存者を発見するが、大量突然死の原因は依然として謎のままだった。だが、疾病は予想もしない勢いで蔓延していく。そして崩壊していく社会。この疫病はただの疫病ではなかったのだ......。

 年末に司書の駄弁者さん加藤隆史さんNALさんと飲んだ時に、ギレルモ・デル・トロの書いた小説があるよ、と教えられて以来呼んでみたかった作品。つうかギレルモ・デル・トロが小説て。ギレルモ・デル・トロといえば、ダークファンタジー大好き映画監督ではないですか。『ミミック』とか『ブレイド2』とか映画版『ヘルボーイ』2作とか、なんかアカデミーまで取っちゃった『パンズ・ラビリンス』とか。つうか変態ファンタジークリーチャー万歳監督じゃないか!そのデル・トロが、自作のノベライズでも何でもない普通の小説を?というわけで久々にAmazon.co.jpに頼って取り寄せてしまったのであった。

 で、中身ですが、謎の大量突然死の顛末でイケイケの序盤は、かなりまっとうにテンポの良いホラーサスペンスしていて、逆にあれれとなるわたくし。ギレルモ・デル・トロなのに、なんか普通に面白いじゃないか。デル・トロならバリバリだと思ってたファンタジー要素はどこに行ったの?なんか時々それっぽい幕間が入るけど、本筋はなんかメディカルスリラーみだいだよ?どうしたのよデル・トロ!いや面白いならそれでいいじゃないかわし。
 ......と思ってたら、後半はやっぱりデル・トロだったという(笑)。というか、いつの間にかにブレイドのいない『ブレイド2』みたいな話になっていて吹きました。疫病とかパンデミックとかどこ行ったの?いや確かに疫病でパンデミックではあるんだけど、この後半は完全にデル・トロの趣味全開ですよね......。しかも途中から、老ボウルガードみたいな全てを知る万能じいさんが出てきて、主人公を完全に喰う活躍っぷりというビッグワン現象が発生しているのであった。まとまり悪ッ(笑)!いや最後まで面白かったけど!

 どうやら今後とも続く連作らしいので、今後デル・トロがどうはっちゃけるかを楽しみに待ちたいと思います。つうかこれ、次作以降は普通にただのホラーになりそうな気が......(笑)。
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 ミッションコンプリート!Windows7のRC版で描画が崩れる不具合が出て放置していたものの、Windows7正式版ではフツーに動作したため再び日の目を浴びたわたくし謹製のVista/Windows7用ガジェット「Afterimage Resource Meter」。自作ながら結構気に入っていたので、Windows7正式版で動作確認が取れたのを機に、残像を引きながらみょいんみょいん動くバーをマルチコアに対応させるとともに、数値表示系のバグを修正したらこんなんなりました。複数バー表示は、デザインの根本的な変更も含めていろいろ表示方法を考えたんですが、結局、CPUの数だけバーを下に増やすという一番安直な解決法にて完了(笑)。前のように非表示部が完全透明だと、2行目以降のバーが酷いことになる(中空に浮いてるように見える的な意味で)ので、ある程度透明度を残すようにしてます。上のスクリーンショットがバー8本なのは、ワタシのマシンがCore i7なので、クアッドコア&コア毎にハイパースレッディングによる擬似2コアで、見かけ上計8コアになっているからです。タスクマネージャで折れ線グラフが8個表示されているのはいつ見ても異常な光景でございますですね。それはともかく、ガジェットのダウンロードは下のリンクから。
 
AfterImageMeter.gadget

 ......ただし、基本的に見た目重視のリソースメーターなので、アホなことに、ガジェット自体が少しながらCPUリソースを消費します。だって、CPU使用率のサンプリング間隔が700msな上、残像を描画するために、描画系には100ms間隔で呼び出しかけてるんですもの。Core i7マシンなら別に大したことないけど、この前Windows7導入したASUS S101(Atom N230マシン)で動かしたら、sidebar.exe自体が常時10%くらいCPUリソース喰ってた......。

(ここから技術的な話)
■残像を描画するために
 ......まさか昔仕事で覚えた、PI制御が応用できるとは......。PI制御はフィードバック制御の一種で、目標値に向かって現在値を近づけていく時の操作量を求めるための演算。なんか難しそうだけど実際はとても簡単な概念と計算なので詳しくはググれ。モータ制御の例だけど、このページなんかがとても分かりやすいですね。厳密にはPID制御なんだけど、D項はよっぽどセンシティブなフィードバックが必要でもない限りはイランという認識。
 で、今回の場合、目標値はその時のCPU使用率として、バーの頂点を、前回のバー位置から、PI制御で求めた操作量を使って目標のバー位置に近づけつつ、その途中のバーの透明度を徐々に減らしていくと綺麗な残像が描画できるというわけさ。

■ソースコードのバージョン管理

 TortoiseSVN最高!
 ファイルのバージョン管理ソフトといえば、MicrosoftのVisualSourceSafeとか、フリーだとWinCVSとかあるけど、横浜で働いていたときに、一緒に働いていた人から、このTortoiseSVNを教えてもらってからというものの、完全にこれ一択になっているわたくし。エクスプローラー統合型なので、いちいち管理用のソフトを立ち上げなくてもOKという時点でも十分ありがたいし、更新ログの参照からバージョン間のソースコード差分の表示からファイルの過去バージョンへの巻き戻しから、何もかもが右クリックでポポイのポイなのが便利すぎます。いやバージョン管理ソフトって本来そういうもんだけど、こいつは桁外れに手軽なのがヨイ。しかも完全日本語化可能だし。仕事では既に十分便利に使わせてもらってるけど、個人での、今回のような日曜大工レベルのコーディングでも導入する価値は十分あるわコレ。テキトーに作ったコードが動かなくなったら即巻き戻し~。そんな行きあたりばったりなコーディングをするな(笑)!

■ガジェットでトラブったら

 ガジェットのコードが間違ってて異常停止した場合、Vistaだと、サイドバーのGUIから異常停止したガジェットを殺すことができたんだけど、なんとWindows7ではそのインターフェースが消えているのであった。だから、たとえば行末のセミコロンを打ち忘れたコードをうかつに実行してしまうと、ガジェットが表示されないので通常の手段で閉じることもできず泣き寝入り状態なのだった。実害はなさそうだけど、気持ち悪いので何とかできないかと調べたら、一応こんな方法で異常停止ガジェットを消すことができるようだ。

 (1) タスクマネージャで「sidebar.exe」を強制終了させる
 (2) 「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Microsoft\Windows Sidebar\Settings.ini」を開く
 (3) 異常停止したガジェットのセクションをまるごと消す。ついでに[Root]セクションのセクション定義のうち、消したセクションに該当する部分も消しておく

 後は普通にガジェットを追加しようとすれば、sidebar.exeは自動的に再起動するし、異常停止したガジェットも綺麗に消えてくれる......ようです。つうか、VistaみたいなGUI用意してくれないかなぁ......。

お給金が......給料が......

 10万以上も減った......。

 いやこれは別にワタシが致命的なミスで会社に損害を与えたことに対する懲罰とかでは全然なく、単に、

 ・先月の給料までは工場勤務による特別手当込みの高給だった
 ・今月からは、残業もほとんど禁止された基本給のみの額面になった

 というだけの話。残業禁止なのは単に部署の人件費抑制策。むしろ先月までが標準より高すぎで、今月からは標準より低すぎになったため、そのギャップがどえらいことになったというだけの話ではあります。だが。だがっ。10万オーバーはいくらなんでも減りすぎだ(涙)!実は今は販売終了したMicrosoft Moneyを使って資産状況は簡単にチェックしてるんですが、過去の収支から察するに、収入が10万オーバー減少すると、毎月の黒字のほとんどが吹っ飛ぶ見込みに......ぐあっ。つうか今の生活続けてると、普通に生活してても赤字見込み。ないわー。残業代がないのが痛いわー。流石に緊縮財政を敷かざるを得ない。一番節約しやすいのはエンゲル係数か......。毎晩、夕飯のスーパーのデリカテッセン(の残り物)に千円強費やしてるのはマズいと思うんだ。ぬあー。

 ああそれなのにそれなのに。我慢してたのにやっぱり『斬撃のレギンレイヴ』が欲しくなってきたよぅ。だってサンドロットだし!つうかサンドロットでもギリギリ我慢できたんですが、公式ページのプレイムービーで、剣で攻撃した巨人の手足が戦略的部位破壊(つまりはチョンパ)されてたり、胴体をなぎ払われた巨人がAパーツとBパーツに分割されているのを見て、一気に購入意欲が天元突破。でもWiiですよ。Wiiなんて持ってませんよ。つまりは本体ごと購入する必要ありですよ。つうかWiiでやりたいゲームなんてこれと後は『Dead Space Extraction』しかねぇよ!どうすんだよコレ!まあたぶん2週間後には買ってると思うんですが(笑)。

 そして今週末はもっと有意義にいろいろ過ごそうと思ってたのに、特に有意義な使い方も思いつかないまま『シュタインズ・ゲート』のトゥルーEDルートを1日1回プレイで終わっていたという。なんかドラマCDまで買ってしまいそうな勢いだ......。

追悼、小隅黎

 小隅黎が......。

 小隅黎(本名:柴野拓美)逝去。ホーガンで本格的にSFに足を突っ込んだワタシとしては、もちろん黄金期のJ・P・ホーガン作品の訳者として深く記憶に残っているわけですが、ワタシにとってこの人の名前は、それ以上に、「この人が訳している作品なら間違いはない」という、一種の安心と信頼のブランドでしたですよ......。もちろん『サターン・デッドヒート』も訳してたよ......。訳文も、癖があるわけでないのに、どこか個性を感じさせるいい文章だったなぁ......。これからもSFを訳し続けてほしかった。黙祷。

トゥットゥルー♪

 『シュタインズ・ゲート』クリアしました。というか今週末はかなりの時間、ずーっと『シュタインズ・ゲート』やってました。つうかこんな惹きの強い話途中で止められるか(涙)!つうかこのゲーム開始時、いつものエロゲギャルゲ脳で、助手というかクリスティーナというか牧瀬紅莉栖を最初にクリアしよう、とか考えてしまったのが運の尽き。既にクリア済みのヒトならもう想像つく通り、次が助手エンドか、次こそが助手エンドか、とか思いながら最後のトゥルーEDまでほとんど一気にクリアするハメに陥ってしまったという。土曜日なんか酷かったぞ、いつも通り昼ごろにむっくり目覚めて、いつも通り近所のマクドナルドで遅い昼飯(ビッグマックをポテトのセットで。飲み物はコカコーラゼロ)をとった後、部屋にとって返して前日の続きをプレイ、そのままトイレにも行かず、晩飯もとらず、そのままぶっ続けでプレイして、トゥルーEDを迎えたときには午前2時半ですよ奥さん。そして数日前まで『Assassin's Creed 2』のサントラがヘビーローテしていたワタシのiPhoneは、今では『スカイクラッドの観測者』1曲だけが延々ループでかかっている状態。どうにかしろ!

 ......いや、いい噂しか聞かない作品ではあったけど、確かに言われるだけのことはあったわ。これは後日ちゃんと感想書かなきゃならんかもだ。エル・プサイ・コングルゥ。
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 というわけで、今日一日中しこしこと作り続けて、できましたMGVガン。とりあえず、ワタシがガンプラから遠ざかってから今日までの技術革新っぷりは普通にありえないと思いました。別々のパーツがこの上なくぴったりはまるよ!コアファイターとか上腕部とかギミックの塊じゃねぇか!作ってる間じゅう、ことあるごとに「ありえん」とか「狂ってる」とか延々つぶやいていたわたくし。見た目はVガンだけど(あたりまえ)、中に詰まってる機構はハンパないですねコレ。でも作り上げた時点で本日分の気力が尽きました......。転写シール貼るどころか、そもそもトップファイターやボトムファイターへの変形を試す気力すらないよママン......。つうか噂には聞いていたけど、コアファイターの主翼と股関節はマジぽろぽろ外れるなぁ......。特にコアファイターの主翼のゆるゆるっぷりはお前本当にやる気あるのかと言いたくなるレベル。なんかちょちょいのぴゃーと改善する方法はないのだろうか......。
 あと、作る前は「この経験をDoGAロボにフィードバックできれば......」とか思ってましたが......うん☆無理!

 その他のトピック。

■『シュタインズ・ゲート』はじめました。

 そしてフォーントリガーのシステムを全く理解していなかったため、着信音を「うるせェなぁ」としか認識せずにメールが溜まりまくっていた罠!あと、宮野真守はせっさん系よりも、やっぱりこういう変な役のほうが似合ってると思うわたくし。あとダルの中の人がエツィオさんと同じというのもビックリだ。

■こいつ......動くぞ!(Windows7のガジェットが)
 昔作ったVistaのガジェット「Afterimage Resource Meter」は、Windows7のベータ版では描画系が正常に動作しなかったので、Windows7で何か仕様変更があったんだろうなぁ、と普通に放置していたわたくし。ところが最近、ふと気になって試してみたら......商品版では普通に動く(笑)。おお。このガジェットは、自作ながら気に入っていたので、ちょっと手直ししてみようかなぁ。とりあえず棒グラフをマルチコア対応させないと。作った当時はCore2Duoのデュアルコアだったので、CPU使用率は平均値でええかなぁ、と思ってたんだけど、Corei7のクアッドコア+ハイパースレッディングで擬似オクタコアだと平均値では大雑把すぎるし。あと、なんか数値表示部分にバグがあるっぽいんだよなぁ......低CPU使用率のときにいきなり90%とか表示されたり、メモリ使用量2GBぎりぎりのときに1GBとか表示されたり。うーむ。手が空いたら改造がてら直さないと。

■ギレルモ・デル・トロの小説『ザ・ストレイン』

 年末に司書の駄弁者さん、加藤隆史さん、NALさんと飲んだ時に、ギレルモ・デル・トロ(ステキモンスターファンタジー専門のステキ映画監督)が小説を出しているとの話を聞く。ちょっと待て聞いてないぞ!で、調べてみたら、JFK空港で着陸した旅客機の乗員乗客が突如全員死亡なんていうパンデミックスリラー、でも太古の忌まわしい種族の復活も絡むよ、みたいな超ステキ内容で、俺はこんな物件を見逃してしまったのかと滂沱の涙を流したのでした。で、アマゾンさんで取り寄せたので、今日から読みます(笑)。

今年二番目の経済貢献

misc_20100111.JPG 久々のガンプラです。っていうか久々っていうレベルじゃないよ!最後に作ったプラモデルは、たしかガサラキのライデンアーマーだよ!ガンプラで言うなら、最後に作ったのはEx-Sガンダム(ただし昔に出てた最初期版)だよ!とりあえず、Vガンの箱を開けた瞬間、見なかったことにして蓋を閉じたくなりました。最近のガンプラって、パーツ見ても、それがどこに使われるのかとっさに判断できないほどパーツ分割が進んでるのね......。そして今日は3時間かけてコアファイター作ったところで力尽きました(笑)。なんでこの小さなコアファイターに、白鳥座縮退星なみの密度でギミックが詰まってんだよ......。っていうか、あの機種変形のギミックがこの小ささで完全に再現できてるとか信じられません。つうか各パーツの正確無比な精度っぷりは異常。で、こんな密度の塊を、ガンダムヘッド用とヘキサヘッド用とで二つ作らされるなんて聞いてないよわし!

 とりあえず、気長に頑張ります......。
 ......いや、実際、かなり期待はしてたのよ?純朴な田舎の世界に、抑え気味だけどツボもしっかり押さえてるラヴクラフトなコズミックホラー風味。『果てしなく青い、この空の下で...』は確実にマイフェイバリットの一つですよ。それの直系の続編ときたら、そりゃあもうワクワクですよ。ドキドキですよ。楽しみにしてたのですよ。してたのですよ!?
 そしてインストールし、一気呵成でプレイし、攻略完了後、ひとりブチ切れるワタシの姿があったのだった。

 誰が
 ダーレスを
 やれと言った!!!

 怪異といえばせいぜいショゴス(っぽいもの)が出てくる程度、といった感じにいい感じに抑え気味だった前作と同じものを期待していたら、今作のクライマックスは旧支配者同士の怪獣大決戦だったでござるの巻。吹き飛ぶ山!暴れまわる旧支配者!そこに召喚される別の旧支配者!眷属もろとも大決戦開始!それは無いよ!君はそんな子じゃなかったはずだ!召喚ゲートが「すごく......オブリビオンの門です......」なビジュアルで涙が止まらないわたくし。しかも今回は旧神に相当する存在まで言及される始末。ダーレス化も止まりません!つうか、この作品の旧支配者、シナリオによっては普通に人間の言葉で喋ったりするし。あのダーレス先生だってそこまではしなかったぞ!ヒロインも見ると狂気に陥るGR流体人間とか、歩く旧神の五芒星みたいなのとか人外度マキシマム。俺のこの原神話的リビドーはどこにぶつけりゃいいんだよ!

■突発よいこのコズミックホラー講座:H・P・ラヴクラフトとオーガスト・ダーレス
 H・P・ラヴクラフトは1920年代アメリカのパルプ雑誌でぶいぶい言わせてた嶋田久作似のホラー作家。彼は『クトゥルーの呼び声』『ダニッチの怪』から『狂気の山脈にて』『時間からの影』などの作品で、太古の超越的な存在がいつか人類に取って代わる、といった設定の独自の神話体系の基礎を築いた。宇宙的恐怖と称される独特のテイストは非常に病んだ魅力を放っていたのだが、フォロワーにオーガスト・ダーレスがいたのが運の尽き。ダーレスは、今までの神話体系の神性を旧支配者とする一方、善なる神々・旧神という概念を導入して、一気に善悪二元論テイスト全開。おかげでエンタテイメント性は増して、今日に至るまでのクトゥルフ神話の隆盛があるわけですが、一方で、本家本元のラヴクラフト作品にあった、救いのない趣深さが綺麗さっぱり吹っ飛んでしまったため、ラヴクラフト作品及びその設定を「原神話」と呼んで、ダーレス以降のクトゥルフ神話と区別したりもします。なお念のため付け加えておくと、『果てしなく青い、この空の下で...』や本作は、あくまでクトゥルフ神話「風味」であって、神話体系と直接の関係はありませんです。
 舞台の閉鎖的な田舎も、ビジュアル的にはそんなに閉鎖された雰囲気もなく「ああ、今作は片田舎程度の雰囲気で行くのね」とか思ってたら、秋には村人が一揆を起こして堂島兄を天誅とかするし、冬になったら村人同士が殺し合うバトルロワイヤルが発生したりと、ビジュアルと地の文とのアンバランスさがたまりません。エロはエロで、半分くらいは色気もムードもへったくれもないシチュエーションで、興奮すべきなのか笑うべきなのか困ってしまってへなへなです。「先輩!セックスしましょう!」。というか、担任と義母が乱暴されてるその横で、突如ヒロインが発情したのでそのままなし崩し的にうふんあはん、とかもはや理解の域を超えてます。前作から八車文乃が再登場したものの、6年前から姿形が変わっていない件は「6年前から成長が止まっているの」の一言で流され以後ノーフォロー。ラストに至っては、こんなことは言いたくないけどちんぷんかんぷんとしか言いようがない結末でもうどうしようかと。読者の想像に任せるというと聞こえはいいけどいくらなんでも説明不足すぎだ(笑)!

 ワタシの中では、早くも2010年度の「どうしてこうなった」大賞の最有力候補。いや、単品で見たらそんなに悪くない気もするんだけど......きゅう。

今年最初の経済貢献

misc_20100103_1.jpg なんかごめん。
 ほんっとーにごめん。

 新年早々そっち方面かよ!八百万の神様に申し訳ないとか思わないのか!だって駄目だよ!バルドスカイDive2の影に隠れて、こいつが出てたことをすっかり忘れてたのに気づいてしまったんですもの!仕方ないじゃないか!『果てしなく青い、この空の下で......』の直系の作品なんだよ!民俗でコズミックホラーでエロなんだよ!たぶん!いいじゃないか!畜生そんな目で俺を見るな!
 こうなったらちゃんとした一般ゲームを買って淀んだ空気を中和するんだ!というわけで、

misc_20100103_2.jpg 『シュタインズ・ゲート』も買ってきたから大丈夫だ!

 何がどう大丈夫なんだよ!そんな「大丈夫!ファミ通の攻略本だよ!」レベルの大丈夫じゃないっぷりを披露されても!これはアレか、今年は煩悩にまみれますよ宣言か何かか!大丈夫、今後は『バットマン アーカム・アサイラム』だの『ダンデズ・インフェルノ』だののヴァイオレントでゴアな方向にシフトしていくから!だからそんな「大丈夫!ファミ通の攻略本だよ!」レベルの(以下略)

 ......こんな大丈夫でないわたくしですが、今年も一年よろしくお願いします......。
 めでたくもありめでたくもなし。

 というわけで、なにやら2010年という年が始まりました。もうすっかりダウンな気持ちが続く街で君だけ優しく輝いてる状態ですが(どんな状態だ)、今年も相変わらずのんべんだらりとサバイブしていく所存にございます。もうスターチャイルド探しに行っちゃうぞ。夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんかうふっふー。新年早々ワタシの頭が夢の世界へ!

 かくも例年通り支離滅裂なわたくしですが、今年もどうかどうかよろしくお願い致します。ぺこー。
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