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オースン・スコット・カード の作品 『エンダーのゲーム』 『死者の代弁者』 『ゼノサイド』 『エンダーの子どもたち』 『エンダーズ・シャドウ』 |
『ゼノサイド』 エンダーが惑星ルジタニアに居を定めてから30年が過ぎた。エンダーももはや老人の域に達し、彼の義理の子どもたちもそれぞれの道を歩んでいる。しかし、スターウェイズ議会がルジタニアを破壊しようと送り出した粛清艦隊が接近しつつあった。アンシブルの間に住まう存在であるジェインは、議会と粛清艦隊とを結ぶアンシブル網を遮断する。しかし、その企みを調査していた植民星パスの有力者ハン親子がジェインの存在をかぎつけ、ジェインは自らの存在の危機に立たされる。ルジタニアでも種族間で問題が発生する。二重三重にもなった困難にエンダー達はいかにして立ち向かうのか…。 各種要素が織り合わさって一つの物語を成す、エンダーシリーズの3作目。要素の一つ目は、ルジタニア粛清艦隊の接近とともに表面化する、ピギー、バガー、人間の種族間の確執。それぞれの思惑が絡み合い緊張が高まる。『死者の代弁者』において人間とピギーの間に交わされた盟約も、その真価を試されることになる。さらに、意表をつく第3の知性体の存在も…。 二つ目の要素は、中国系の植民星パスにおける、フェイツーとチンジャオのハン親子、そして召使シー・ワンムの物語。ルジタニアとは遠く離れた場所で繰り広げられる物語は、まったく別個の物語のようでありながら、ジェインを介してルジタニアと深くかかわっている。 そして三つ目の要素は…家族の絆。エンダーとその義理の子供たちの間の絆、ハン・フェイツーとハン・チンジャオとの間の絆。家族の絆をめぐる描写は、この物語全体の欠かせないベースとなっている。 されど、これだけの要素をもちながら、全体としては豪快にも前後編の前編と行った趣き(後編はもちろん『エンダーの子どもたち』だ)。ここまで読んだら後はもう一気読みでしょう。 物語の終盤で、エンダー達はルジタニアの生命体を粛清艦隊の手から逃がすことのできる手段を手に入れる。それがエンダー自身に途方もない結末をもたらすとも知らずに…。 |
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上巻を |
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