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フレッド・チャペル の作品 『暗黒神ダゴン』 |
『暗黒神ダゴン』 片田舎の屋敷を相続した牧師リーランドは、そこで意味不明の言葉が連なる古い手紙や、屋根裏部屋に鎖で固定された一対の手錠などを発見する。そこに住み始めた彼を待っていたのは、繰り返す悪夢、妻への殺意。やがて彼は、魚類を思わせる異様な容貌の娘ミナに心惹かれていく…。 というわけで、10年位前に刊行予告が出たっきりずーっと音沙汰なしだったフレッド・チャペル『暗黒神ダゴン』でゴザイマス。むろんその頃から既にラヴクラフトの神話体系好き好きだったわたくしは、こいつの刊行をずーっと楽しみにしてたんだけど、読んでみたらば…。 …なんつーか、ちんぷんかんぷんなんですけど、コレ…。 読みすすむほどに、主人公の牧師がどんどんダメになっていく描写が延々書き連ねてあってだいぶいやーんな気分になるわたくし。暗い、重い、息苦しいと三拍子揃ってる上に、神話体系的な要素はそれほどなし(笑)。我慢してればいつかは面白くなるのかな、と思っていたら、ダメの下界を通り越してさらにダメになっていった挙句、なんかよくわからない悟りが開けて完結してしまったらしい主人公リーランド。だめじゃん…。全編通して漂ってる異様な雰囲気はそれはそれでいいんだけど。 いや別にモンスターが暴れたりしなきゃクトゥルーじゃないとは言わないけれど(っていうか、それは誤った認識デス…)、ここまで反対側に振れちゃうとねぇ…。小説っちゅうか、芸術作品? 軽く目を通してみて、自分に合いそうだと思う人なら。わたしゃ遠慮しときます(笑)。 |
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