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ジェイムズ・P・ホーガン の作品 『星を継ぐもの』 『ガニメデの優しい巨人』 『巨人たちの星』 『創世紀機械』 『未来の二つの顔』 『断絶への航海』 『未来からのホットライン』 『造物主の掟』 『プロテウス・オペレーション』 『終局のエニグマ』 『内なる宇宙』 『マルチプレックス・マン』 『時間泥棒』 『インフィニティ・リミテッド』 『量子宇宙干渉機』 『造物主の選択』 『仮想空間計画』 『ミクロ・パーク』 『揺籃の星』 |
『星を継ぐもの』 ニュートリノビームの干渉によって物体を透過して観察できる装置、トライマグニスコープの発明者であるヴィクター・ハント博士は、ある日、所属する企業を介して、国連宇宙軍への召喚を受ける。宇宙軍は、月で発見した「何か」をトライマグニスコープを使って調べたいらしいのだ。そして、ハントは月で発見されたものの正体を知らされる。それは深紅の宇宙服に身を包んだ、人間の死体。そしてその死体は、なんと死後5万年の時を経ていたのだ…! もはやホーガンの代名詞の感すらある、その筋では超有名作品の『星を継ぐもの』。初版は1980年…ってワタシがまだ4歳の時じゃないか(笑)!でも今読んでも面白い。読んでるとホント、わくわくしてくるんだ、これが。 話の内容はといえば、月で見つかった死体は一体何者なのか、どこから来たのかを登場人物たちが調査していく、という、本当にそれだけのお話。にもかかわらずこの本が面白いのは、他でもない、その調査の過程そのものが、なまなかの話よりはるかにエキサイティングだから。最初の手がかりは、チャーリーと名づけられたその「人間」の死体と、その装備品数点、ただそれだけ。しかし、調査にたずさわる人々は、次第にその限られた手がかりから多くの情報を引き出し始める。するうち、思いもかけぬところから新たな情報が転がり込み、その情報から、世論を沸騰させるような驚くべき結論が導き出される。その方向で行き詰まりが生じたかと思えば、全く別の方向から、それまでの研究をひっくり返すような内容の情報がもたらされ…。途切れそうな手がかりを一歩一歩追っていく過程が、本当に面白いのだ。そしてクライマックスでは、それらの謎はすべて解明…!ああたまらん。 謎が解ける際の胸のすくような感覚が存分に味わえる本。オススメ! ちなみに、この作品と、続刊の『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』は、あわせて俗にガニメアン3部作と呼ばれてます(そのまた続刊の『内なる宇宙』は、ワタシ的には外伝ということにしておきたいです(笑))。もちろん『星を継ぐもの』だけでも楽しめるけど、このシリーズは3作それぞれにおもろいのでチェックすると吉。偏屈者だけどいつもおいしいところは持っていくダンチェッカー教授が毎回いい味出してます(笑)。 |
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