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フィーヴァードリーム(上巻) フィーヴァードリーム(下巻)
 
ジョージ・R・R・マーティン
『フィーヴァードリーム』(上・下)
増田まもる 訳
創元推理文庫・800-45, 800-46
ISBN4-488-80045-9, ISBN4-488-80046-7
上巻560円, 下巻560円


の作品

『』


『フィーヴァードリーム』

 なんか1997年はドラキュラ生誕100年らしく、まずはめでたい。吸血鬼ものといえば、古今東西えらい量の小説があるが、この「フィーヴァードリーム」もその中の一つ。
 お話は、アメリカがまだ南北戦争前夜だというとき、蒸気船フィーヴァードリーム号に絡んで繰り広げられる、吸血鬼と人間の友情、夜の一族の覇権争いといった内容。ジョージ・R・R・マーティンはどうやら人間ドラマに重きを置く作家のようで、そういう向きを期待するならば、この話はとてもいい話です。なにがあろうとパートナーを信頼している船長のアブナー・マーシュが印象的。一方、派手なアクションや、奇抜なアイデアを期待していると、若干肩すかしを食うかも。
 てなわけで、パンチ力にはやや欠けるが、きれいにまとまったいい話。好みだね。個人的には、いま現在、吸血鬼関係のマイベストは「ドラキュラ紀元」で未だ揺るがず。続編早く出ないかなあ。

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