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黒い風(上巻) 黒い風(下巻)
 
F・ポール・ウィルスン
『黒い風』(上・下)
大瀧啓裕 訳
扶桑社ミステリー0256, 0257
ISBN4-594-01067-9, ISBN4-594-01068-7
上巻602円, 下巻621円

F・ポール・ウィルスン
の作品

『黒い風』
『ザ・キープ』
『触手(タッチ)』
『ナイトワールド』
『ホログラム街の女』
『マンハッタンの戦慄』
『聖母の日』
『神と悪魔の遺産』


『黒い風』

 「黒い風」です。なんかモダンホラー作家らしからぬかたい題材に興味を引かれて購入しました。
 この小説は第二次世界大戦時に、アメリカで育った日本人とその友人を軸に、大軍をも一掃できる秘術「黒い風」を求める秘密結社「隠れた貌」などをからめて展開されるのだが、まあ、出来は標準と言ったところでしょう。アメリカ人が書いた割には、戦史観がアメリカ万歳に偏らず、割と公平さを保っているのには好感が持てます。でも、これはいかんせんモダンホラーなので、せっかく秘術の黒い風が炸裂した場面でもそれほどインパクトがないのはキツい。物語が割と淡々とすすんじゃってるのね。ま、好きな人なら。

 

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