ウィル・マッカーシイ
 「アグレッサー・シックス」
仁賀克雄[編]
 「幻想と怪奇 −ポオ蒐集家−」
ロバート・J・ソウヤー
 「ホミニッド ‐原人‐」


「ナショナル・トレジャー」
「黒の怨」


:「Mary Sue」という言葉ありき
 なんだかひょんな成り行きから、「Mary Sue」という言葉を知りますた。発祥は海の向こうの国で、意味合いは端的に言うと「二次創作において、作者自身を色濃く投影したオリジナルキャラクターが活躍するイタい作品」のことらしい。海の向こうでもそういうのあるんだな。その時点で既に、かつてちょっとは何か書いてみようかなー、とか思ったことのある過去のあるわたくしには自分に思い当たる節が多すぎて痛い痛い痛い。で、とりあえずこちらのMary Sueを紹介してるページMary Sueテストをしてみたわけさ。脳内で未だくすぶってる二次創作らしきもののネタをタネに。どんなネタなのかは聞くな。

 痛い痛い痛い痛い痛い…。

 ああ、なんか自分自身をナイフでぶしぶしえぐってるような痛みがマイハートをっ!得点は28点(ちなみに、低いほど良い)だったのでまあそう酷くはないけど、それは単にダシにしたネタがそうだったというだけで、設問内容自体にはもう心当たりがありまくり。いやーだめーもうやめてーっ!ギギギギギギ…。(←赤っ恥な過去の自分への扉が開く音)

 ただ、個人的には──あくまで、個人的には、だけど──二次創作と言う行為自体は、あんまり好きじゃないのよね…。二次創作自体を否定するつもりはないです。中には、ワタシの大好きな…いや、こういう弁えた二次創作ならむしろ大歓迎、のAC04の傑作SS『最終任務』(何度も紹介してるなコレ。でも好きなんだ)なんてのもあるわけだし。だけど、基本的には、ワタシの場合、3つの理由で、自分では二次創作をしたくない…というか、する自信がないデス…。一つ目は、まさに上に挙げたMary Sueが入り込む危険がありすぎるということ。自分を投影したキャラクターを活躍させるのは、はっきり言って気持ちがいい。そのキャラクターに自分の思いを代弁させるなんてもう快感に近い。でも、それをしてしまった時点で、その作品は読者の方を向いてない気がする。それはただの作者の自己満足だ。一部で流行りのあけすけな言い方をするならば、それはただのオナニーだ。…と、自戒をこめて自分に言い聞かせているわたくし。

 二つ目は──これが一番大きな理由なんだけど──二次創作って、書き手も読み手も、ある意味すごく楽な作品なのだと思うのですよ。オリジナルの作品を書く場合、そこで一番重要なのは、小手先の文章力でもキャラの立て方でもなく、作品世界そのものを構築することだとワタシは考えてます。読者に対して、作品に説得力を与える世界を作って提示しなければならない。それって、ものすごく力のいる大変な作業だと思う。だからこそ、面白いオリジナル作品に対してはワタシは賞賛を惜しまないし、逆に、どんな駄作であろうとも、少なくともその点に対しては、ワタシは常に作者に対する敬意を忘れないよう心がけている(つもり)。
 だけど、二次創作では、そのプロセスが、全部とは言わないにせよ、かなりの部分ごっそり抜け落ちてしまっている気がする。なにせ、その「世界」は、既にオリジナルの作者が構築してくれているのだから。二次捜索の作者は、オリジナルの作者が考えてくれた世界観をそのまま流用すれば、自分で作品世界を構築する手間がかなり省ける。これは読者に対しても言えることで、わざわざ作品中から作者の作った世界観を読み取らずとも、既にそれをオリジナル作品の世界観という前知識として持っているわけで、作品にすんなり──あえて悪い言い方をすれば、世界観を読み取る努力せずとも──入っていけるという効能がある。いや、これは二次創作の最大の利点の一つで、これを否定するのは二次創作という行為そのものの否定につながるのでアレなのは重々承知なんですが…ただ、ワタシの感覚だと、オリジナルの作者の努力の上前をハネるだけ、のような後ろめたさから、どうしても抜け切れないのですよ。なんか、フェアじゃない気がして。過剰に潔癖っぽいのは自覚してるのだけれど。

 で、三つ目なんだけど…これは極めて単純、ワタシにはそもそもお話を書くための文才はない(笑)。こちらのページにワタシの最大級の黒歴史、オリジナルSSのページがあるわけですが、特に『おもてよ!りりたん』なんて、一発ネタから生じた一発ネタとはいえ、今読むと顔からザ・フューリーの最期並みに紅蓮の炎が出るほどはづかしい…いや、酷くて読めたモンじゃない(笑)。ああ…りりたんの最終回は、火星公転軌道外のアステロイドベルトの集合体なんて超悪霊体が出てきて、りりたんと仲間たちが宇宙船間に乗ってそれを倒しに行くという「火星のだいけっせん」というタイトルを予定してたとか、そこで不思議パワーを使い果たしたりりたんが存在ごと消滅してしまい、地球が悪霊に蹂躙されてしまったため、大人になったアキちゃんが人類の命運を賭けて決死のタイムトラベルで過去に戻って歴史改変!という後日談を妄想してたとか、もう7年も昔の話なんです…誰か斜め45度で後頭部を殴って記憶を消してください…(涙)。

 あー、自分の思想信条を語るのはご法度にしてたんだけど…Mary Sueで何かイヤな記憶の扉が開いてしまったのでちょっと語ってみました。今後は控えよう…。

:和歌山県、なにやってんの!
 「和歌山県 西牟婁振興局 観光PRホームページ」の観光地一覧。一見普通にやる気のない自治体Webページ(笑)に見えるけど、下のほうを見ると、「このHPではアニメ・ゲーム・漫画等を総称してわかりやすくアニメと記載しています」「今回の観光PRには、一般のアニメ作品のキャラクターを使用していますのでご了承下さい」などと何やら不穏な文章が。一体何かと思って中を見てみたらば…ぶわははははは!『CLANNAD』キャラがマジに観光案内をしているのであった。よりにもよってこのチョイスか!しかもオフィシャルの画像そのまま!やる気ねぇ(笑)!つうか、いかな一般向け作品と言えど、まだコンシューマ展開もしていないPCゲームのキャラ使ってどうするんだよ!あああ…熊野古道が…世界遺産が…。

 なんでこういういやーんなチョイスになったのかは知る由もないけれど、このページのアンケートページに飛ぶと、そこに至る経緯の一端が垣間見えますですね。「マスコットキャラクターによるPRと、今回のアニメキャラクターを使用したPRのどちらに親しみを感じますか?」という問いはまだ良しとしよう。良くない気もするけど。だが、アンケート最下段の項目は…。

 『「CLANNAD(クラナド)」で1番好きなキャラクターは?』
 『「CLANNAD(クラナド)」で2番目に好きなキャラクターは?』
 『「CLANNAD(クラナド)」で3番目に好きなキャラクターは?』

 …観光PRと関係NEEEEEEEE!

 …いや、未だにプレイしてないけど、『CLANNAD』がいい作品だってのはよく聞いてるよ。年末に大学時代の友人連中と飲んだときにも、ギャルゲエロゲと縁遠い方だった友人(ブルマ好きだけど)が、再会したら「クラナドやったよ!いいよ!最高だよ!」と熱く語る信者と化してしまっていたくらいだから本当にいい作品なのだろう。でも、だからといって、それを業務として、色々な人が見る自治体観光ページに持ち込んでしまうほど妄信的になってしまうのはいかがなものか?つうかナイス度胸だ。これほど堂々とした公私混同はそうそう見られませんですね。いや、ネタとしては最高だけど(笑)。そんなにオタ相手に観光PRしたいか和歌山県…うう。

 で、Keyのオフィシャルページに行くと、その問合せ先が克明に記されてしまっている罠。つうか、担当者のフルネームから電話番号から、あまつさえ内線番号まで書かれちゃってるんですけどいいんですかこれ。今回のページ作ったのもアナタですか?モルダー、あなた疲れてるのよ…。

:ウィル・マッカーシイ「アグレッサー・シックス」
 西暦3366年、各星系へと版図を広げた人類に、突如として災厄が襲い掛かった。オリオン座方面から、突如として強大な異星人艦隊が侵攻してきたのだ。異星人艦隊の圧倒的な戦闘力の前に、人類の防衛線はあえなく撃破、各星系の植民地も次々と陥落する。太陽系すら風前の灯の今、残る最後の希望は<アグレッサー・シックス>…敵の言葉を話し、敵のように生活し、思考することを任務とする特殊チームの分析結果だけなのだ…。

 てなわけで、新鋭ウィル・マッカーシイの邦訳第1弾は、何だかワタシの琴線にドツボな設定のミリタリーSF。つうかもう、<アグレッサー・シックス>という語感だけでごはん3杯はいけます。『マインドスター・ライジング』の強行要員(ハードライナー)以来のヒット語感!ステキだ!なんか表紙もバタくさい秘密部隊っぷりがナイスだ!さあアグレッサー・シックスよ、敵を知り、敵のように思考し、そこから得られた洞察で人類を救うのだ!いざ、敵になりきれ!そんな具合にマックスハーなワタシはドキドキしながら読み始め!

 …アグレッサー・シックス、全然敵になりきってねぇ(笑)!!

 いや、なんつーか、これは…敵になりきって分析してどうこうという以前に、「えーっと、どうやって敵になりきろうか?」とか考えてる間に物語が終わってしまったような感じ?読めども読めども、アグレッサー・シックスの面々が敵になりきったことによって洞察を得るとか、そんなシーンはちっとも出てこないのであった。面子自体がそもそも、とりあえず言葉だけ真似してみました、みたいなライトなヒトタチと、逆になりきりすぎてプッツンしてしまってる(けどあんまり役に立ってない)ヒトに二極分化してるし。肝心の洞察は明後日の方向からたなぼた的に得られます…ってそんなのアリか!この美味しすぎる設定にあって(涙)!まあ、異星人のグループ構成が、クイーン1体、ドローン2体、ワーカー2体、ドッグ1体、とかいう設定があっても、その各個体がグループ内でどういう役目を果たしているのかすら物語中でほとんど描写されないような状況下だし、そんな中でなりきれっつっても無理か…トホホ。
 だのに、アグレッサー・シックスが異星人と人類の艦隊戦を分析するシーンとかでは、描写に変に小技効かせてるんだよな…。最初読んだときに、アグレッサー・シックスたちが何を話しているのかがいまいち理解できなかったわたくし。2回読み直してやっと、彼らが異星人の視点に立って、異星人のつもりで人類側の戦術を評価しているだという描写だと分かったのだった。そこから逆に異星人の攻撃パターンを割り出すとか、そういう意図なんだろな…。普段はあんまりなりきれてないのに、そこだけがんばられても…とほー。

 悪い作品ではないと思うけど、設定を生かしきれてない気がする、と言わざるを得ないなぁ、個人的には。設定で期待させられた落差分、いつもより辛いわたくしなのだった。ちーん。

:下半身の欲求は全てをドライブする
 というわけで、学生のときのPC-9821以来、久しぶりにデスクトップを買うことを本気で検討しているわたくし。もちろん『らぶデス』のためにだ。ワタシの脳内で次世代特殊部隊が蜂起して海馬体を占拠、次世代エロゲの引き渡しを要求しているのですよ!だがひとつ問題が。学部4年のときのVAIO-XRからこっち、ノートパソコン一筋で生きてきた不肖わたくし、最近のデスクトップのことなんぞ何にもわからん!何ですかソケット7とかスロット1とかって!ノースブリッジとかサウスブリッジとかもう何が何やら!(←もう古い、かつかなり偏った知識)

 …落ち着け。こういうときはまず、自分が何を求めているのかを整理するのだ。よし、一つ一つ挙げるぞ。

・最優先:『らぶデス』が満足に動作するグラフィック環境
・安物買いの銭失いはしたくないので、全体的にハイエンド志向で
・でも安いとうれしい
・将来的な拡張性もあるとよし
・今までがファンレス環境だったので、静音だとなおよし


 …なんつうか、最優先事項から既に恐ろしく間違ってるよな…。基本的に、エロゲ以外、ゲームはコンシューマ機でやるつもりだったから、PCの方のグラフィック環境をリッチにするつもりは毛頭なかったんだよなぁ。まさか、エロゲにグラフィックパワーが要求される日が来ようとは…。とりあえず、現段階で静音まで求めるとうきゃ〜っとなりそうなので単なるハイエンド方向で。かつ「自作?なにそれおいしいの?」程度の知識しかないので、とりあえずメーカ通販あたりに当たればまあ大きく間違えることはあるまい。
 で、とりあえずDELLのページに行って、Dimension 8400を軸にぐりごりと構成をカスタマイズしていたら、15%クーポン割引で19万弱の構成ができあがる。ぺけぽんProに、CPUがPen4の3GHz、メモリ1GBにHDDが250GB、グラボはRADEON X300 SE 128MB DDRとやらだ。まあなんだかよくわからんがすごいのだろう。さて、後は他のサイトだの店だのと合い見積もりを取って…って、あれ、あれ、ボクなんでいつの間に購入手続き済ませてるんだろう…。ぐふう。

:「ナショナル・トレジャー」
 アカデミー賞も終り、『アビエイター』だの何だのと賞レースを競った作品もそろそろ本格的に日本に紹介されようかという昨今、そんなものにちっともさっぱり興味のないわたくしは、ニコラス・ケイジ主演のアクション・アドベンチャー『ナショナル・トレジャー』を観に行っていたのであった。だいたい、アカデミー賞は視覚効果賞しか興味ないし。

 というわけで、アメリカ独立宣言書に隠されたお宝の謎を追ってニコラス・ケイジががんばる本作、ポスターは燦然と後光をまとい、なんかいかにもアドベンチャーなナリで屹立するニコラス・ケイジと、足元は秘境然とした道具立てと、ポスト『インディー・ジョーンズ』狙ってます!と言わんばかり。が、ワタシは映画の開始時にどでーんと映し出されたディズニー配給マークを見た瞬間に全てを諦めたのであった(笑)。しまった…これディズニー配給だったのか…。ジェリー・ブラッカイマーがプロデュースしようが何しようが、ディズニー配給ということは、暴力的なシーンは最小限、銃を撃つのも最小限で、撃っても絶対血の出るシーンなんかないし、だいたい人が死ぬかどうかすらも怪しいくらいのステキにアクの抜けたファミリームービーであることは必定。よごれつちまった大人であるところのワタシにこのお行儀の良さはキツいんだよ…ううう…。
 で、映画本編ときたら、まさにテンポのいい展開でぽんぽんと楽しませつつ、暴力的なシーンはさりげなく最小限、というキミやボクにも安心のアクション大作でありましたとさ。いや、面白かったんだけど、なんか中盤以降の展開は「ニコラス・ケイジと行くアメリカの歴史的名所・旧跡巡り」みたいな感じなので、インディー・ジョーンズみたいな危機また危機のアップテンションを期待するとアテが外れます(笑)。スケールが壮大なんだかせせこましいんだか判断に困るな…。ただ、音楽のトレヴァー・ラビンだけが、ミョーにワタシのツボに入るスコアを鳴らしていてグッジョブでありました。

 ところで、パンフでローリング内沢が、なんかゲームを題材にとって的を得てるのか外れてるのか微妙な文章を寄せてましたが、これ新庄が「全編鳥肌立ちっぱなし!ゲームに例えるなら、まるで『ドラゴン・クエスト』のようだ!」とか発言したせいらしいですね。ドラクエで鳥肌が立つのか。変わってるな新庄…。

:仁賀克雄[編]「幻想と怪奇 −ポオ蒐集家−」
 1975年(なんとまあ、ワタシの生まれる1年も前だよ)にハヤカワから出版された怪奇小説短編集がこのたび復刊。気がついたら、リニューアル後に紹介した本の中の怪奇小説率がバカにならなくなっているくらいのホラースキーなわたくしは、ご多分に漏れずちゃっかり買っていたのであった。つうか、これカール・ジャコビの『水槽』が収録されてるじゃん!なんかの本でこれがクトゥルフものだと紹介されているのを見てからこっち、読んでみたくてずーっと探してたのよ『水槽』が収録されてる本!カール・ジャコビはおかげで『黒の黙示録』も買っちゃったよ…『水槽』収録されてなかったっぽいけど…。いや、『黒の黙示録』自体は大変なアタリだったんですが(笑)。

 で、この『幻想と怪奇 −ポオ蒐集家−』ですが、これがまたずいぶんとバランスの取れた良質の怪奇短編アンソロジーで思わずにっこりのわたくし。前に買った創元の『怪奇礼賛』も、あれはあれでよかったんだけど、ワタシの感覚からすると、収録作品がちょっと古すぎたのよね。でもこっちは新しすぎず古すぎずの絶妙なラインが揃ってるし、収録作自体も、怖い作品から、ブラック・ユーモアに近い作品まで幅が広い。オーガスト・ダーレスの『淋しい場所』も、名前だけは良く聞くけど今まで読めてなかった作品の一つだよなぁ。結構良かったよ!ダーレスこっち方向でもっと頑張れよ(笑)!
 他には、怪奇小説というよりは切な系SFだけど、ロバート・シェクリイの『夢売ります』とか、ブラック・ユーモアたっぷりのチャールズ・ボーモント『無料の土』なんかがお気に入り。そしてもちろんリチャード・マシスンの『二年目の蜜月』。やっぱマシスンは上手いなぁ…。で、冒頭に触れたカール・ジャコビの『水槽』ですが…なるほどクトゥルフ系ないかにも感が(笑)。つうか、これ読んでると、クトゥルフ系って、ある種の小説技法の総称みたいに思えてくるな…。

 何はともあれ、よい短編集でございました。満足満足。このシリーズは今後2冊出るらしいので、そちらも楽しみ。

:セクティー完了!
 昨日、動かねぇ!と嘆いていたベンチマーク『セクティービーチ』、掲示板の通りすがりさんの情報によると、設定のアンチエイリアスを外せば動くとのこと。下半身は人類共通言語!と早速試してみるわたくし。

 動いたーッ!

 起動したよ、起動したよママン!これでボクを阻むものは何もないよ!よし、では早速試してやろう、TEATIMEの提唱するしぐさ萌えというやつを!
 …そして数分後、ベンチマーク兼体験版終了。

 宇宙ヤバイ。マジヤバイ。

 …いかん。これはいかん。超いかん。こちらのアクションにダイレクトに反応が返ってくるだけで、これほどのものになってしまうとは…。もうなんかワタシの環境では常時4セクシーくらいしか出ないとか、アンチエイリアス外れてて輪郭超ギザギザとかどうでもいいです。胸とか尻とか触ってるだけで何かが覚醒しそうですよ(涙)!ワタシの中で大事な何かがまた一つ壊れました。犯罪育成ソフトかコレは!もうシナリオとかなくてもいいかもしんない…と、自身のアイデンティティを根本から否定するような台詞が口からぽろりと出そうなわたくし。委員長のちちしりふとももっ!けしからん。大変けしからんですよハァハァハァハァ…。
 …とりあえず、4月15日に超購入決定Death。足りないfpsとかアンチエイリアスは脳内グラフィックボードに頑張ってもらいます(笑)。でもなんかこのままだと、それまでにデスクトップ買ってしまいそうで怖いな…。

 で、その4月15日にリニューアル第1回が放送される新ドラえもん、某所で流れてる新ドラえもんの映像を見たわたくし。なんか…もっと違和感感じるかと思ったんだけど…割と普通だな…。クリカンのルパンを初めて聞いたときみたいだ。それより、ジャイアン役の声優が14歳で、しかも見た目が峰竜太風の30越えにしか見えない件についてはどうなんだ。つうかしずかちゃんがかかずゆみかよ!スネ夫が関智一かよ!しずかちゃんはマルティーニ家のツンデレですか?スネ夫は「このゴッドガンダムはパパがネオジャパンで買ってきてくれたんだぞ!」とかですか?ひえー。

:CAUTION VIRUS ALERT!
 バランサーに異常発生!体内循環してるポリマーリンゲル液の温度が危険域を超えてマス!各アクチュエータの駆動効率が50%を切りました!コンディションレッド!コンディションレッド!
 …いやホント、風邪には気をつけましょう…。週末に風邪ひき始めたんだけど、今週土日は淡路島に社員旅行で、しかもワタシが幹事の片割だったので休むわけにもいかず、仕方がないので、風邪罹患時に身体の駆動時間を強制的に延長するPG粉(パブロンゴールド)を1日3回投与ペースで身体にブチ込んで無理矢理出撃したのね。そしたらアンタ、旅程は代理店の担当者の移動時間見積りが無茶苦茶なせいで(出発するまで分からなかった)、タイムテーブルぐちゃぐちゃになって現地で組みなおす羽目になるし、借りた観光バスの運転手は妙に横柄だし、おまけにゃ3月だってのに雪降りまくりですよ淡路島。ここは津軽海峡かってくらい。そんなこんなで、もうひとりの幹事さんとてんてこまいして、今日の午後に帰ってきたわけですが、自分の部屋に戻った時点でついにノックダウンされてしまったというわけで。インフルエンザではなさそうなのが不幸中の幸いだけど。明日年休取っててよかった…。

 というわけで、マイブレインがオーバーヒートして意識朦朧で何が何だかわからないうちに、とりあえずエロゲの話をする(笑)。現時点でワタシがチェキしているエロゲといえば、ワタシ的名作の続編にして、メインヒロイン竜胆沙耶の妹かよ!全然似てないよ!つうか魔法使いになるんだか冒険者になるんだかアイドルになるんだかはっきりしろよ!のアリスソフト『ぱすてるチャイムContinue』なわけですが、ここへ来て意外なダークホースがワタシ内で緊急浮上。その名はTEATIMEの『らぶデス』(笑)。かつてときメモ3のポリゴーン、ポリゴーンなキャラを見たときに、「あ、こりゃポリゴンでアニメ絵再現ってのは無理なんだな」とあっさりギャルゲー系ポリキャラに見切りをつけたつもりのわたくしでしたが、『らぶデス』のキャラクター見たら…うわっ、普通のエロゲ系ギャル絵が普通にポリゴンになってやがる(笑)!「しぐさ萌えを追求」とか、俺の新しモノ好きのツボをぶしぶしと斜め45度から抉るようなウリ文句をのたまうなぁ!でも動きはどうなんだ…って、うわっ、割と普通に動けてる!マズイ、もうストーリーとか比較的どうでもいい。このエロゲ界のネクストジェネレーションを味わってみたい!そして委員長キャラの公式名が「委員長」。名前呼んでやれよ(笑)!
 …そして、勇んで(勇むな)ベンチマークソフトの『セクティービーチ』を落としてきて実行してみるものの、ワタシの愛機のLet's NOTE Y2では全く動かないことが判明する罠。俺は泣いた。畜生、寮出るときに荷物増えるのがヤだからと我慢してるデスクトップ買っちまうぞ(涙)!いやそれだけじゃないヨ?グラフィック関係が強化されたら、NASA謹製のエネミーオブアメリカなアプリ『NASA World Wind』とかも動くじゃないですか!いや別に下半身だけが行動原理じゃないですよ?ホントダヨ?

:ロバート・J・ソウヤー「ホミニッド ‐原人‐」
 カナダのサドベリーにあるニュートリノ観測所で、突如として予想もしない事態が発生した。ニュートリノ観測用の密閉されているはずの重水タンクの中に、突如として謎の男が出現したのだ!男は辛うじてタンクの中から助け出されるが、男の風体は、現代のホモサピエンスとは明らかに違っていた。彼は大昔に絶滅したはずのネアンデルタール人だったのだ!
 …彼の名はポンター。クロマニヨンが絶滅し、ネアンデルタールが進化した世界の量子物理学者だった。だが彼は実験中の不慮の事故により、クロマニヨンの子孫が隆盛を誇るこの世界へと飛ばされてきたのだ。彼の運命は…。

 何この『アウターワールド』の逆パターン!と思わず買ってしまったロバート・J・ソウヤーの新作。昔々、『ターミナル・エクスペリメント』とか書いてた頃は、つかみのネタと中身の展開が激しく乖離していて油断ならなかった(笑)ソウヤーも、『フラッシュフォワード』あたりからギアが噛み合ってきて、最近じゃなんか安心して読めるブランドになってきてますですね。ちなみに『アウターワールド』はSFC初期のポリゴン名作(迷作)。科学者の男が粒子加速器の事故で、「ヤマシタ!ヤマシタ!」とのたまう白ゴリラ人が支配する世界に飛ばされるっちゅうストーリーです。どうでもいいハナシですね。

 で、この『ホミニッド』ですが、正直ネタ的にはなーんにも新味はない気がするんですが(笑)、ネアンデルタール世界での裁判とか、こちらの世界に飛ばされたポンターの描写など、話運びと描写が上手くて、気がついたらとても面白く読んでいた…という不思議作品。いやホント、あっと驚くセンスオブワンダーな要素は何にもないような気がするんだけど、クセがなくて面白いんだよなぁ。なんでだろ。面白かったので、「ネアンデルタールの代わりに、アルファ・ケンタウリから転送事故で飛ばされてきた異星人、に置き換えてもほぼ問題なく同じストーリーで通用するよなコレ」という、ココロの片隅にちびりっと湧いた疑問は不問に付すことにします(笑)。

 ところで、副題に「ネアンデルタール・パララックス1」とか付いてるんですが、これってシリーズ化するんですか…?

:ステルス脳汁
 どんなだ。

 というわけで、仕事から帰っても相変わらず『STEALTH』のトレイラーがエンドレスリピートのわたくし。落雷で自我を持つAIとかベタすぎて嬉しくなってきます。ヘンな形の戦闘機が飛びまくってるのを見るとわくわくです。無人戦闘機のAIコアは某リヴァイアサンにそっくりだ(笑)。7月29日アメリカ公開って何よ!今すぐ公開してよウワァァァン!

 で、あんまり気になったので、監督ロブ・コーエンのフィルモグラフィーを漁ってみたら…『トリプルX』!『ドラゴンハート』!『デイライト』!『ハード・ウェイ』!『イーストウィックの魔女たち』!そしてとどめが『バトルランナー』!なんだこの揃いも揃ってワタシの琴線をくすぐりまくりの微妙な作品群は(笑)!『STEALTH』もう絶対観る!親を抵当に入れてでも観る!

 ところで、『STEALTH』トレイラーの最後のステキ爆発サークル、あの無人AI機くんは一体何を使ってるんでしょうか。デンドロの爆導索か。

:武器のないステルスでどう戦うのかな?(あるって)
 コロンビア配給の新作映画、『STEALTH』

 何この超絶ステキ映画!

 トレイラーを観たら、なんか変な形のステルス機が3機編隊で飛びまくってるよ!しかもストーリーは、次世代型の無人AIステルス機が落雷で暴走して、主人公達の乗った変な形のステルス機3機が撃墜しようと頑張るハナシらしい。何そのFRX-99!ゴーストですか!? 大体今のご時世、戦闘機映画だってだけでも貴重なのに、なんですかこの頭の悪いステキ設定は(笑)!観るよ!もう絶対観るよ!

:「黒の怨」
 というわけで今回のお題は、劇場公開はとうの昔に終わってるけど、DVD買って再鑑賞したら、またトゥースフェアリーが愛しくて仕方がなくなってしまい、もうなんつうかこのキモチを誰かに伝えたいので、「来るよ、来るよ。光が消えると「あれ」が来る」なホラー映画『黒の怨(うらみ)』です。つうかこの作品、邦題のせいで絶対損してるよなぁ。「くろの、うらみ」ですよ奥さん。どう考えても『呪怨』的精神系オカルトホラーとしか思えないでございますですよ普通。だがちょっとよく考えよう。お肉の国のアメリカーンがそんなわびさびを解した映画作りをすると思うデスカ?否、断じて否!つうかこの映画、ホラー映画ではない。モンスター映画だ。パッケージまで顔が浮かび上がってて無駄に怖いこの作品、実際には、黒いグロ女がヒャラーッと宙を飛び回って人間を襲いまくる一方、いい年こいた大人が雁首並べて「光から出たら死ぬぞーッ!」とか叫びながら明かりの下でガクブルしてるという狂おしいまでにアッパーな映画なのだ。そのアッパーなテンポは何かにつけて徹底しており、上映時間はたったの86分ぽっきり、しかもそのうち11分は、カイル・クーパー&イマジナリー・フォースの手になるエンドロールだ。正味1時間ちょっとで、物語が始まってトゥースフェアリーがヒャラーッと暴れまわって何だかんだで決着がつくのだから、この展開の早さはただごとではない。さて一体どういうことやら…。

 港町ダークネス・フォールズには、150年前に非業の死を遂げた女性マチルダの怨霊が、「歯の妖精(トゥースフェアリー)」として、闇にまぎれて最後の乳歯が抜けた子供の下を訪れ、その姿を見たものは誰であろうと殺される、という伝説があった。そんな町に住む少年カイル・ウォルシュは、隣人の少女ケイトリンとダンスパーティの約束をした夜、不幸にもトゥースフェアリーを目撃。光に弱いトゥースフェアリーに対して、彼自身は明るいバスルームに逃げて難を逃れたものの、代わりに母親が殺されてしまう。元々問題児と見られていたカイルは、さらに母親殺しの汚名を着せられ、施設に送られてしまうのだった…。
 それから12年、未だ昔の悪夢から逃れられず、夜のない街・ラスベガスで働いていたカイルの元に一本の電話が入る。電話の相手は何とケイトリン。坂本真綾声の美人へと成長していたケイトリンには、両親が年甲斐もなく励んだとしか思えないくらい歳の離れた弟・マイケルがいるのだが、そのマイケルが、入院が必要なほど闇を極端に怖がるため、かつて同様の症状で苦しんでいたカイルに助言を求めてきたのだ。マイケルが闇を怖がる真の理由にすぐ思い至ったカイルは、マイケルに会うべく再びダークネス・フォールズへと戻るが、超粘着気質のトゥースフェアリーもまた、彼が町に戻るのを待ち受けていたのだった…。

 とりあえず、ワタシ「ダークネス・フォールズ」なんて名前の町イヤだ。日本語で言ったら「闇降町」とかそんな感じ?町の名前だけでもグレる理由には十分デスよ。しかも最後の乳歯が抜けるたびにトゥースフェアリーが現れるからには、この町で無事に成長するのは相当にヘヴィな仕事に違いない。この町の少年少女に幸あれ。

 それはともかく、あとはもう、トゥースフェアリーの手になる殺人の犯人として疑われるカイルとか、びっくりどっきり危機一髪のマイケルとか、カイルとケイトリンのちょっといい雰囲気とかの数々のお約束を炸裂させつつ、後半はひたすらトゥースフェアリーが襲う!襲う!襲う!カイル達がひたすら逃げる!逃げる!逃げる!のジェットコースター展開。上映時間はアレだが、意外にも尺の物足りなさを感じさせない密度の濃い展開。やはり、ルールがきっちり定まっていると鬼ごっこもがぜん楽しくなるですね。ルールは極めてシンプル、「トゥースフェアリーは光に弱い。光の中にいれば襲われない。影に入れば殺される」。闇から闇へと神出鬼没のトゥースフェアリーに対して、懐中電灯だの発炎筒だので、必死に光を作って対抗する登場人物たちのがんばりは見所のひとつ。

 だがやっぱり、この映画の最大の主役はトゥースフェアリー。冒頭、煌々と明かりのついたバスルームへと逃れたカイルを、すぐ外の暗い廊下の天井に張り付いて、恨めしげに唸りまくるその姿を見たときに、ワタシはキミにゾッコンLOVE!醜く焼け爛れた顔を陶磁器のマスクで隠し、黒い死衣をなびかせて宙を飛び交い、人々を闇へと引きずり込んで殺すトゥースフェアリーの姿は最高にラブリー。声も思いっきりエコーがかかった状態で「んうひゃーっ!」とか「ふぉうおおおぉぉぉ…」とか「んびゅらぅおおぅうおびぅひゃおーー!」とかばっかりでステキすぎです。しかも闇の中では超強い。警察署に出現したトゥースフェアリーが、1分経たずに警察官全員を瞬殺したときには、ワタシの中の小人さんたちが全員スタンディングオベーション。つ、強え。でも懐中電灯向けられると即逃げるトゥースフェアリー。ラブリーだ…。
 そんなトゥースフェアリーの造形を手がけたのは、名匠スタン・ウィンストン。グッジョブ!でも仕事は選ぼうよ!

 というわけで『黒の怨』でした。何でカイルとかマイケルとかの特定の子供しか教われないんだ、とか、なんでケイトリンは最後無意味にタンクトップになってるんだ、とか細かいことをすぽーんと割り切ると大変ステキに楽しい娯楽作です。そしてもちろん、ワタシが『ジーパーズ・クリーパーズ』は後半がスキ、とか、『ヒューマン・キャッチャー』は紛うかたなき傑作だと思ってる、かなりのいやーんな嗜好の持ち主であることも忘れてはならない(笑)。いやーん。

:ホーガン『断絶への航海』が新装版で復活しているわけだが。
 …「ホーガンSFの最高傑作」って、アンタんとこ、これと『プロテウス・オペレーション』しかホーガン作品の版権持ってないやん(笑)。しかも表紙絵が退化してるよ…。最初見たときには、「なーッ!? メイフラワー号をこんな形にしやがってッ!表紙絵の絵師は中身読め!つうか加藤直之に一万回あやまれ!!」と怒髪天を突く勢いでしたが、よく考えたら、あれクヮン=インという可能性もあるのか。まぁ確かにクヮン=インだったら居住モジュールがないから、あの形でもアリなのか…。でもやっぱり昔の表紙絵の方がセンスが良かったよ…うう。でもなんとなく最初の方をぱらぱらと流し読んでみると、そのまま本をレジに運んでいきそうになっているワタシがいる(笑)。ああ、やっぱりこの頃のホーガンは良いホーガンだ…。
 それよりもだ。ハヤカワはいろんな名作を復刊していく、というキャンペーンの一環としてこの『断絶への航海』を出してきたわけですが、ということはだよアンタ。名作ということはだよアンタ。

 グラント・キャリン『サターン・デッドヒート』

…にも復刊の可能性があると信じていいデスカ(笑)?いや、『断絶への航海』も好きだけど、名作というならば、ワタシ的にこいつだけは絶対に外すことはできん。ハヤカワさんお願いだから出して。いやむしろ出せ。頼むから…出たらここに使用用・保存用・観賞用に買う奴がいるから…って、何を鑑賞する気だわし。それ以前に、何に使う気だわし。

 なんか週末にかけて物欲が大爆発してしまい、DVDを3枚も購入してしまったわたくし。先日触れたトゥースフェアリーおおあばれ作品『黒の怨』、LoRでブレイクする前のピージャクの佳作『さまよう魂たち』、そして御存知『エイリアン2』。とりあえず、ピーター・ジャクソンをピージャクと略すのはどうかと思うんだ。
 で、とりあえず『エイリアン2』を久しぶりに再鑑賞。ああ…やっぱりエイリアンは2が最高だな!映画に出てくる架空銃としては、『ザ・グリード』に出てきた中国製アサルトライフルM1-L1とタメを張る勢いのステキガン・パルスライフルに再びシビレまくりのわたくし。やっぱパルスライフルの発射音最高!あの「どぅる!どぅる!どぅるどぅるどぅるどぅるどぅる!」みたいな独特の音がたまらない癒し効果を発揮するよ…。でもやっぱり最後に見てからずいぶん経ってるだけあって、記憶違いもいろいろ。ワタシ、パルスライフルは火炎放射器も兼ねてると思ってたんだ…。どうやら、ニュート救出時に、リプリーがパルスライフルと火炎放射器をテープで束ねていたのを勘違いしてたらしい(笑)。あと、拠点防衛用全自動機関砲(←勝手に命名)・セントリーガンなんてそっくりその存在を忘れてましたですよ。つうか、あんな全自動迎撃シーンなんてあったっけ…?これが例の完全版で追加されたシーンってやつですか?でも追加があろうとなかろうと、最後のパワーローダーのシーンだけはガチ。リプリーがローダーに乗って再登場するあのシーンを観るたびに、ワタシの中のアメリカ人が「KILL!KILL!KILL!」と大合唱。海の向こうのヒトにしてはいいセンスだ。いい…センス…?
 ところで、あの宇宙海兵隊、DVDの吹き替えで観ると、なんかヒックスが大塚明夫ですよ?お約束の黒人軍曹が玄田哲章ですよ?安原義人や江原正士の声も聞こえますよ?なんつう豪華な海兵隊だ。掘られてえ。




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