「フロントミッション5」



:「フロントミッション5」
 フロントミッション。それはワタシの人生を変えたゲーム。あれは忘れもしない、まだワタシがぴちぴちの高3大学受験生だったころ。前期日程試験が終わったわたくしは、その足でゲーム屋に行って初代フロントミッションを買ったのだった。そして後期日程試験のその日まで、毎日毎日、そりゃあもう毎日毎日遊び狂ったわけさ。受験勉強?なにそれ。で、必然の結果として、ワタシが大学の門をくぐるのはさらに1年先になったのでした。っていうかそれ確かに人生変わってるけど自業自得(笑)!だがヴァンよ、私に一切の後悔は…ないぞ?なんでガドヴェドやねん。

 つまるところ初代フロントミッションは、ワタシにとってそれくらいあショックウェーブなゲームだったのですよ。当時スクウェアといえば、FF6等に代表されるファイナルでファンタスィーなRPGをお家芸にするメーカー。そんなところが、現実世界の延長線上に、OCNとUSNなんて二大勢力が鉄と硝煙漂うロボ使ってガチバトル、などというゲームを出す壮絶なミスマッチ。そこに痺れる!あこがれるゥ!というわけで前々から目をつけていたわたくしは、受験シーズンまっさかりなことなど一切無視で即購入。そしてOPでいきなり魂をぶっこ抜かれる。ダークに抑えた画面&BGMに、謎の英文や研究者の写真、神経細胞に「BD」の文字、そして後半、機械部品がフェードイン&アウトで出てきた挙句、「ででででんででででん、どーん」とタイトルが出現した瞬間、ワタシ内部の欽ちゃん仮装大賞式得点メーターがコンマ2秒の世界新な早さで満点到達。さらに直後のデモで、ヴァンツァー用の各種銃器のカタログが次々と映し出されてきた時点で鼻血を噴いてリミットブレイクしたのでした。す、スバラシイ(笑)!

 こんな調子で初代を語り続けると一晩中では終わらないので泣く泣く切り詰めますが、初代はホントに何もかもがドツボだったですよ。綿密に設定された世界観に裏打ちされたストイックなストーリー展開、未だにシリーズ最高と思われるBGMの数々…あ、ごめんやっぱりBGMについては語らせて。いやそれでも泣く泣く最小限にするけど!とにかく後半までの敵ターンのBGMは未だにワタシ内最高。途中の転調を聞いた瞬間に、BGMに対する思い入れがずどんとディープになったですよ。アリーナとか酒場のBGMも小粋でグッド。他にも色々あるけど、やはりエンディングの神演出を外す訳にはいくまいて。役目を終えたキャニオンクロウの面々が離散していく寂しさの中、BGMだけが静かに盛り上がっていき、最後にロイドが過去と決別した瞬間、堰を切ったかのように悲壮勇壮なオーケストラ調に変化するあのカタルシス!SFC時代では最高に極まっていた音楽演出と言っても過言ではないでしょう。つうか今、BGM担当の下村陽子とか何してるんだろ…と思って調べてみたらさすが、松枝賀子ともども今でも現役バリバリなんですね。『極上生徒会』とかな(涙)!なぜ泣く。
 そしてロボ。とにかくメカ。ヴァンツァー。ヴァンドルングパンツァー。ヴァンダーパンツァーは却下。何がいいかって、まずこのヴァンツァーっていう呼称自体がステキだ。このテのやつだったら、大抵英語でなんとかアーマーとか何とかスーツ、あたりが定番なのに、いきなりドイツ語ですよアンタ。その理由に、ヴァンツァーの前身のヴァンドルングヴァーゲンを最初に開発したのがドイツのシュネッケ社だったから、なんてちゃんと設定までされてるんですよアンタ。しかもドイツ語と来たら、どんな単語も無闇にカッコよくしてしまう素敵言語ですよ(例:ボールペン→クーゲルシュライバー)。そんな訳ですっかり魅了されてしまったわたくしは、以後楽しい楽しいMULS-P規格の手足付け替えの世界へと誘われたのでした。メカがくみかわるー。くみたてたメカがたたかうー。メカーメカー。あまりにハマったわたくしは、一時期主だったパーツ&武器の名前とメーカー名が即座に対で言えるほどになっていました。お前は怪獣図鑑にハマった4歳児か。
 そしてゲームはと言えば、シミュレーションなんてやったことないよ大丈夫かな、なんてボクでも安心のパワーインフレっぷり。デュエルのスキルを覚えると特定の部位に攻撃を集中させられるため、自ターンでは、とりあえず相手の左腕を落としてしまえば絶対に反撃を受けないのであった。敵ターンは攻撃先行が敵になるためどうしようもないけどまあよし。さらに後半では、反対の腕の武器でも攻撃できるスイッチ、攻撃回数を増やすスピードのスキルも入る上、これらのスキルは同時発動可能なのでインフレっぷりはますます加速。終盤だと、1回の戦闘で「デュエル&スピード同時発動→敵の左腕破壊→スイッチ発動→デュエル&スピード同時発動→敵の右腕破壊」などという具合で敵に何もさせずにダルマにするのが日常化。攻撃力が上限の9999まで上がると、もう色々面倒くさいのでいきなりボディに全攻撃を叩き込んで敵撃沈。こんなにワンサイドゲームでいいのかしら、と一瞬思うも、その頃には敵を蹂躙していく快感に目覚めているのでエニシンオッケー。むしろそれがいい。
 …結局語っているわけだが、これと『悪魔城伝説』は墓まで持っていきたいくらいやり込んだので、つい…ついつい。まあそんなこんなで、時代がPSになったときは、そりゃあもう次世代機でのフロントミッションに期待したもんさ。だがその後、長い長いフロントミッション冬の時代が続くとは、当時は全く予想できなかったのである…。

 ワタシの中で待望どころではない期待を持って迎えられた2作目『フロントミッション セカンド』は、蓋を開けてみれば、当時としても既に異常なロード時間の長さと、前作の終盤のシナリオの盛り上がりを「とりあえず軍属から外れて頑張ったらドラマチック!」といい具合に勘違いしたスクウェアのおならぷぅなシナリオのおかげで、前作とは天と地ほども違う、いろんな意味で苦痛に満ち満ちたゲームと化していたのであった。国をあげた親子喧嘩に振り回されるだけの主人公チーム、ってそんなのアリですか。しかも最後は味方が迎えに来ましたよよかったね、ってだけの普通オチて。しかも仲間の中に主人公のケツを付け狙うホモがいる!ええいこのおフェラ豚が〜(号泣)!
 で、さすがにこれではマズいと思ったのか、続く『フロントミッション3』ではスクウェアも頑張った。ヴァンツァーのテクスチャも良くなった。戦闘のテンポも良くなり、システム面も改善された。つまるところ、ゲーム面では見違えるほど快適になったのだった。
 だがその全てを帳消しにする最悪主人公。
 …つうかこのシナリオ書いた奴誰だ!このゲームの主人公、和輝は、ゲームに限らず、それまで見聞きしてきた創作物の中でも、ぶっちぎりで印象最悪の主人公なのだった。いや、感情移入できない、というのならまだいいけど、言動・行動に不快感を与えられるって主人公としてどうなのよ。周りの迷惑も顧みず、あちこちをヴァンツァー使って荒らしまわる主人公(としか形容できんよな、後で省みるに)。そしてその場を国レベルで引っ掻き回すだけ回して、気に入らないことがあるとすぐ投げ出す主人公。最後は国際会議場だか何だかを武力制圧してハッピーエンドな主人公。事情がどうあれ、その行動はどう見てもテロリストです、本当にありがとうございました。ゲーム部分の評価がシナリオの悪印象で完全に相殺される、なんてことあるんだな。ワタシ内部では正直黒歴史。くすん。まぁこの時のシナリオライターは、今はモノリスソフトでゼノサーガシリーズのシナリオに関わってるらしいですね。もしゼノギアスの直系の続編に関わっていたのなら、直々に出向いて首をコキャッとやっているところですが、ゼノサーガならもう割とどうでもいいです。ぽぅ。
 で、舞台をPS2に移した『フロントミッション4』は、もう正直シリーズから足を洗おうかと思ってたんですが、やっぱり次世代機で動いているヴァンツァーが見たくてつい買ってみたり。結果として、その期待以上でも以下でもなかったな、と(涙)。さすがにシステム周りは洗練されてきたけど、シナリオはEUの戦術研究機関デュランダルが、あちこちの世界情勢に首を突っ込む、不快感のない女和輝みたいなのが主人公のシナリオと、南米スリーキングス珍道中みたいなのが交互にゴー。スリーキングス編はちょっと面白かったけど、仮にこれだけがメインシナリオだったらどうかと思うし、もう一方のデュランダル編はヘタすりゃ3の再来(実際ちょっとヤバかった)なので、結果として双方が薄めあってシナリオ空気。はふーん。

 そんな具合なので、最初ゲーム雑誌で『フロントミッション5』を見たときも、もうすっかり諦観入ったわたくしは「ふーん、まだ懲りずに出すんだー。ふーん」てなもんで、手を出したのも、年末年始に里帰って地元でやることもなく、勢いで『バイオハザード4』をクリアした後、残りの時間を潰せればいいかー、みたいなアレなノリで手を出したんですが、やってみてびっくりぷうのわたくし。

 フロントミッション5は
 奇跡の良作だった!!

 …というわけで壮絶に長い前フリを経て、今回のお題は、旧スクウェア、現スクウェアエニックス(どうでもいいけど、この社名を見るたびに「呉越同舟」という言葉を思い出す)のシリーズ最新作『フロントミッション5』でゴザイマス。いやもうびっくらこいた。まさかここに来て化けるとは思ってもみなかった。現在とりあえずノーマルで1周してハードに突入したところだけど、もう面白え面白え。この出来ならば初代の顔を潰さずにすみますですね。というか、5作目にして初めて正統な続編が出た気分デス。2以降、2周目なんかする気も起きなかったこのシリーズですが、5は1周目終了直後から嬉々として2周目に突入しましたですよ。フロントミッション万歳!

 第1次ハフマン紛争は、少年ウォルター・フェンの人生を大きく変えた。戦争は彼の顔に大きな傷を残し、仲の良かった友人を引き離した。USNの人間だったウォルターは、親友の一人ランディ・オニールとUSN側へ、そしてもうひとりの親友グレン・デュバルはOCU側に。そして時は流れて第2次ハフマン紛争。兵士へと、そしてヴァンツァーパイロットへとなったウォルターは、戦場で再びグレンとの邂逅を果たす。が、その最中、謎の失踪を遂げたグレンは、別人となってウォルターの前から去っていった。第2次ハフマン紛争終結、だがウォルターの戦いは始まったばかりだった。亡き友人のために、そして変わってしまった友人のために。ウォルターは戦火の中を駆け抜け続ける…。

 今回のフロントミッションでまず正解だったのは、今までの演出パターンをばっさり切って捨てたことかもだ。今まではバストアップの人物像にメッセージウィンドウ、というのがシリーズ通しての伝統だったわけですが、今回の5では、遂にポリゴンモデルによる描写を採用。フロントミッションオンラインからゲームデザインのフィードバックがあったのか、とも思うけどこれが大正解。これによって、主人公と直接会話する人物だけじゃなくて、脇にいる人物たちの言動も描写できるようになって、演出的にもシナリオ的にも深みが桁違いに増してます。脇で過ごしている兵士たちにも、それぞれの生活や考え方がある、という描写がさりげなくできるようになって非常に良。今までの形式じゃできなかったことだ。しかも△キーで、ランカーACよろしくほとんどの兵士のパーソナルデータが参照可能、という点に至っては殆どパラノイアレベルな凝りっぷり。いや、すごくいいんだけどねコレ。あの一文からいろいろ想像する楽しみがあって。あ、ポリゴンモデルを採用したからと言って、ポリポリなウォルターを基地内でてくてく歩かせないと他人と話せない、なんてことはないです。基地内で行きたい場所を選択したら、あとは左右キーで話したい人間を選ぶだけなのでらくちんちん。基地内の場所を選択するのがめんどくさいと言うならもう知らん(笑)。
 だが一つ注意せよ、基地内で交わされる兵士たちの会話のノリは、ほとんど

 フルメタルジャケットなポリスアカデミー。

 …USNの兵隊さんの会話のコメディノリは正直異常(笑)。俺はUSN陸軍のストイックなクソ虫だったはずなのに何故!?何故プレイ中こんなにゲラゲラ笑ってるの!?とりわけ後半の、イーノス・ギャニオン少佐を鍛えるくだりは最初から最後まで笑い止まらず。これがアメリカンホームコメディだったら、要所要所で観客の笑い声SEが入ってますよ?主要登場人物の一人のエド兄やんなんか、米映画の面白黒人そのままのキャラで頭大丈夫か。かと思えば、ときどき信じられないほど真面目な会話や重要な伏線もするりと入ってたりするのがあなどれません。全体のストーリーも合わせて、今回のシナリオ担当・三枝氏はいい仕事をした!感動した!今回の最後は地味に泣かせるしな…。しかもヒロイン・リンのツンデレ(というかツンツン)まで狙ってやったんだよな…アンタすごいよ…。

 ゲームの方も、4で入ってきたリンクシステムを中心に、煩雑になっていた数々の要素をばっさり整理してシンプルに。腕武器の弾数制限とかレーダーとソナーの切り替えとかはばっさり無くなり、リンクも行動を設定しなきゃいけなかったのが「とりあえずリンクつながってたら撃っとくべ」程度のシンプルさに。いやそれいいのか、と思うけど、これがまたいい方向に作用してるんだ。前作ではリンクなんて考えて攻撃してなかったけど、今回は気がついたら、自然とリンクを意識して攻撃してたッス…。つうか今回はリンク使わないとかなりキツいし、逆に言うと、リンクを上手に使えば大型兵器以外は1ターンキル。誰かが攻撃するたびに、ターゲットに隣接しているストライカーが鈍器で殴り、パイルバンカーで貫き、遠くのガンナーが呼応してライフルでぶち抜き、さらに同時にアサルトがバリバリ撃って相手を蜂の巣に、それが誰かが攻撃するたびに繰り返され、敵ヴァンツァーが見る間にボロボロになっていくこの快感。思わず初代の圧倒的戦果を思い出して涙するわたくし。なんつーかもう、たまりまへんな。さでぃすてぃーっく!
 ヴァンツァーが出てくる幕間デモも今回はイイ。ワタシ的には、フォートモーナスで基地前に迎撃に出るウォルター隊のシーンと、カンボジアに空挺強襲で降下するシーンが最高。前者は基地が攻撃される中、ウォルター機の「GO!」てな感じの合図と共に隊の全機がローラーダッシュで敵に突っ込んでいくあの突撃感が!後者はウォルターおいしいところ持っていきすぎ。ああ、今回はヴァンツァーが生き生きしてるよ…つうか、次世代機になったからには、こういうのが見たかったんだよ俺は!ああ良きかな良きかな。

 だが、今回のフロントミッションには、それらを超える魔物が潜んでおった…!

 サバイバルシミュレーター。

 今回も前回に引き続き、シミュレータ内の仮想空間で模擬戦闘して経験値を稼げるバトルシミュレータがあるんですが、今回はそれに加えて、単身で次々と現れるフロアを踏破していくサバイバルシミュレーターというものがあるんです。このサバイバルシミュレータに入ると、どんなキャラクターでも強制的にレベル1固定機体に乗せられます。しかもこのシミュレータ内でレベルアップしてもゲーム本編には反映されません。じゃあなんでそんな必死こいてシミュレーターに潜るかというと、

 そこに宝があるからさ。

 シミュレータ内の各フロアには、数個のコンテナが配置してあって、その中身にはランダムでヴァンツァーの武器やパーツ、回復アイテム等が入っているのですよ。で、規定階数に到達してシミュレータをクリアすると、そこまでに獲得した武器・パーツなどから幾つか選んでゲーム本編に持ち帰れるのですよ。そして、サバイバルシミュレータの中には、そこでしかゲットできないレアアイテムがごろごろ転がっているのですよ!というわけで、武器も装備も現地調達、というスニーキングミッション(潜んでないけど)なヴァンツァー版ネットハックが壮絶に開始されるのであった。配置された敵は攻撃範囲に踏み込むと起動するので、余計な敵を起動させないよう気を使いながら一匹一匹無力化。コンテナは撃つと爆発して、爆風で敵を破壊したりECM効果を発揮したりするので、時にはコンテナ爆破して敵を破壊したりしつつ進む、ひたすら進む。レアアイテムをゲットしたときには、小躍りしつつ踏破できるように祈る!途中で死ぬと獲得パーツは全部おじゃんだからな!数回プレイすれば見えてくるセオリー通りに動けば生存確率は高くなるけど、そこから一歩でも踏み出すととたんにピンチになるこの極限の緊張感!たまらねえ。まさかアールアッソーを手に入れて喜ぶ日が来ようとは。トロー社の色物MG・アールアッソーなんて、特に初代の「攻撃回数ケチったら上がり知れてんべ」なシステムでは使えない武器の代名詞みたいなのだったのに、今回は射程距離長いわ攻撃力高いわ、改造してアールアッソーSPにすると特殊効果で動作制限無効が付いて、盾を装備しても攻撃回数が落ちないわでもうイケイケ。初代から5までの間に、トロー社に一体何があったんだ(笑)。

 そんなこんなで、未だ現在進行形でお楽しみ中の本作。今回は買っても全然大丈夫!つうかむしろ買え!これと『ロマンシングサガ ミンストレルソング』は最近の良いスクウェアエニックス。FF7のスピンオフ『ダージュオブケルベロス』とかはかなりアレ(ヴィンセンとー!)らしいけど(笑)、良いゲームは良いので頑張ってほしいものです。かしこ。

:ちょー紅。
 AMD Duron Vaporizing。オーバークロック全開で動いてるCPUからヒートシンク&ファンを取り外したら、の図。マジか。なんか机に穴が開いてるんですが…。指向性炸薬かよ。そして結果が分かっていながら、IntelのPentium4でも同じことをするガイジンさん(笑)。物は大切にしろ!

 それとは全然カンケーなく、あのガンカタの父ことカート・ウィマー監督が新たに『ULTRA VIOLET』って映画を作ったらしいですよ奥さん(掲示板:名茄子さん感謝)。というわけで、さっそく予告編を観てみるわたくし。

 カート・ウィマー自重しろ(笑)!

 す、素晴しい!素晴しすぎる!何が素晴しいかって、画面からはひしひしと「今回は予算が付きまくってます!」的な雰囲気が伝わってくるのに、肝心の中身がガンカタ時代から全くブローアップされず、絵ヅラだけがのっぴきならない状況になってるのがもう最高。いや褒めてるんだよ!カート・ウィマーの明後日の方向への創意工夫がいま結実!後ろに兵隊をずらーーーーーーーーっと並べたスーツ姿の悪役が両腕を広げて何かイエーイとか言ってる(言ってない)シーンを見た瞬間に確信した。新世紀にもなって、こんなこっぱずかしい絵ヅラを正々堂々と展開できるのは、もはやカート・ウィマーをおいて他にあるまい。こいつは天下を獲れる器だ、カート・ウィマー…。何の天下なのかは考えてはいけない。それにしても、ミラ・ジョヴォヴィッチこんな役ばっかや(笑)。

:ときどきはまんがもよむー。
 …いや、実はウルトラジャンプとサンデーGXは毎月買ってるんだけどね…。また微妙なラインを。

 しかし雑誌の内容にも波があって、最近じゃウルトラジャンプはどうにもパッとしないですな…。厚子康洋の読み切りとか楽しみにしてたのに最近出てこないし、連載も揃って微妙になってきた…金田まりおとかマジいりません。中平正彦『破壊魔定光』も仮面ライダー響鬼の前半と後半みたいな変わりっぷりのグダグダエンドで涙。鈴木央『僕と君の間に』とか地味に楽しんでたんですが既にジャンプ打ち切りポジションにセットイン。荒木飛呂彦とかいるけど、『天上天下』はまた過去編始まっちゃったし、これはもうだめかもわからんね。ここはもう平野耕太『ガンマニア』復活とか。無理。余談ですが、この雑誌の映画コラムの中身の薄さは特筆モノ。なんでストーリーくらいしか分からん映画紹介のためにあんなクソつまらんマンガを読まされにゃならんのだ。ぷんぷん。
 一方、一時期これはもうだめかもわからんねと思っていたサンデーGXは、なんか最近微妙に読めるマンガが多くなってきた…。もともとこの雑誌を買うきっかけになった『新暗行御史』は、物語の大風呂敷広げっぷりの一方で展開が進まずにぐったりだけどまあ面白いし、『ブラック・ラグーン』は相変わらずグダグダ(褒め言葉)だし。でも落語天女は心底どうでもいいです。なんかアニメってるらしいですが、オーソン・ウェルズのごとく、そのアニメが歌丸師匠の遺作にならないことを祈るのみデス。いやそれ円楽師匠やこん平師匠のこと考えると洒落にならないから!

 だが最近、サンデーGXの連載の中で一番楽しみにしてるのは、実は宮下裕樹『正義警官モンジュ』。コックさん絵描きうたフェイスなロボ警官と、ナンパとエロ本収集が趣味だけど実は人間できてる不良警官がおりなす下町人情話。地味ながら確かな絵作りと話作りで、じわじわとボディブローのように効いてきて、ピーポ師匠がモンジュ訪問、あたりの話からワタシの中で完全にロックオン。今月の万引きの話なんて、最後のバアとのやりとりで不覚にもちょっと泣いちゃったよわたしゃ。これからも宮下裕樹には頑張ってもらいたいものです。いやインテリ婦警の神谷シノが可愛いから読んでるわけじゃないから!違うから!言えない…実は先月のラブホ大作戦の話がドツボだったなんて言えない…(笑)!

:『フロントミッション5』ノーマルモードクリアー。
 良作作ったエライッ!!

 …ワタシの中ではもはや伝説級の初代以来、毎度毎度「期待して買う→カックン」のコンボを、ホント性懲りもなく毎回毎回繰り返してくれたフロントミッションシリーズですが、5作目にして、やっと、やっと、ついに初代の顔を潰さない立派な出来のフロントミッションが来ましたですよ!いやー面白かった。初代以来、意欲的に色々な要素を取り入れてきたシリーズですが、必ずしも効果的とは限らなかった導入要素もいい具合に枯れて洗練されてきたし、今回導入されたスカウトは戦力のバリエーション展開を増やす意味で大いに良。ストーリーも、一兵士の人生の物語に主眼に据えた今までに無い視点(というか、こればっかりはもう2度3度とはできんだろうなぁ)でなかなか。そしてメカ!ヴァンツァー!ヴァンドルングパンツァー!たとえ文法が間違っていようともヴァンダーパンツァーなんて言い方は認めん(笑)!フロストかっこいいよフロスト。なんつうかフロスト系は、ポリゴンになってからどんどんカッコよくなってるなぁ。フロストHWに派生させると防御力ガチガチな上にSBオートリペア+5%(予想通り自己修復中か。そうでなければ単独兵器としては役に立たんよ。どんなヴァンツァーだ)でもはや難攻不落。ちょっと縦に潰れたヴァルケンみたいな君が好きだ!それに引き換え、初代ではもう結婚してもいいとまで思ったゼニスシリーズの、ポリゴン化以降のデザイン劣化っぷりは異常…(涙)。
 って、クリアデータ使うとハードモードに!? 改造制限ナッシング!? シミュレータサーバのサバイバルシミュレータが最高50階から100階に、しかも50階より下層でないと取得できないレアアイテムバリバリ!!? い、行くしかねぇ…。

 それにしても、S型デバイス専用機のダイアウルフとかブルータルウルフとかはもうアーマードコアに出演した方がいいとおもう。S型専用機のハッスルな動きっぷりは異常。つうかブルータルウルフに至っては立ったまま肩キャノン撃ってるし、格闘武器自体がもう紋付袴で最終決戦に挑むドルフ・ラングレン並みのフライング。もはやどう考えてもWAPと呼称するのも憚られる運動性能だけれど、ステップからの回転切りがカッコよすぎるのでまあ許すわたくしなのだった。そしてリンは良いツンデレ。

:『フロントミッション5』はじめました。
 メカがドンパチじゃー!!
 泥臭い陸戦じゃー!!!
 俺はクソ虫じゃー!!!!

 …1st以降、毎回毎回微妙極まりない出来でワタシをカックンさせ続けていたフロントミッションシリーズの最新作、『フロントミッション5』を始めました。まあここまで来たら最後まで付き合うか…と、ほとんど慈善事業みたいな気分で手を出したんですが(笑)、実際やってみたらとんでもない、ほとんど1st以来の、真面目な意味で面白いフロントミッションになっていたのであった。何といっても今回はちゃんとした軍隊が舞台ですよ。ってよく考えてみたら、マトモな軍隊が舞台になってたのも1st以来だよ!2は金満武器商人にひっついて右往左往だし、3はあのワタシ内ゲーム史上ぶっちぎりで最悪の主人公のおかげで何もかも印象最悪だし、4は実験部隊デュランダルとスリー・キングズ珍道中だからなぁ。しかるに5ときたら、第二次ハフマン紛争のUSNから始まりで、歩兵からヴァンツァー乗りに出世、さらに軍属転換時には郷里大輔声の教官がハートマン軍曹ばりに罵ってくれます。最高です。
 ゲームの方もなかなかで…というか、システム的には4のリンクシステムでほぼ完成してたんだけど、今回のリンクシステムは「とりあえずリンクしてる奴は全員攻撃参加!」というだけの、リンク行動カスタムもへったくれもない思い切るにも程がある簡略化で偏差値40のワタシにも安心。でもリンク発動時のポジション取りを考えないと、味方のアサルトやガンナーから思いっきり背後から誤射されるステキ仕様でもあります(笑)。ガンナーがすげぇ使いづらいよ!4でライフルがスナイパー仕様になったときは神様ありがとうだったのに!5じゃ射線上に味方がいても平気でぶち抜こうとしやがる!性格が味方重視型のガンナーをスカウトすればいいんだろうけど、いないよ(涙)!泣きそうだ。いやもう泣いてますが。戦闘シーンは相変わらずの棒立ち射撃ですが、移動から攻撃に入ったときは、移動完了の少し前からバトルシーンに切り替わるため、あたかもローラーダッシュからドンパチングしてるように見える風になったのは良い改善点デス。
 …しかし、これ本編以上にサバイバルシミュレータが面白すぎなんですが。レベル1の状態から、フロアの宝箱(カーゴと言えよわし)から武器やパーツを調達しつつ、敵を屠りながらひたすら次のフロアへと進み続ける…ウィズか!?ウィズなのか!?本編ではおいそれとは手に入らない改造可能パーツが手に入るし。昨日は本編そっちのけで7時間くらいぶっ続けでサバイバルシミュレータしてましたですよ。ゲイルIIショットガン愛してマス!これが拾えるかそうでないかで難易度がダンチ。そして聞いて驚け、最高記録は地下10階だ!……駄目すぎるぞわし。

 ところで、今までやってた『悪魔城ドラキュラ -闇の呪印-』とか『バイオハザード4』とかはどうなったのかというと…いや、ちゃんと二つともクリアしてますよ?ドラキュラの方は、クリアした上に、最強片手剣のレーザーブレードを作るところまで行きましたよ?レーザーブレードの合成はツラかった…。全ての種類の片手剣を武器合成した上、デュラハンのジャンプアタックの瞬間だけスティールできる「紫微の輝き」が必要なんですが、もう素材の調達が大変で大変で。片手剣は何を作るにもショートソードから派生する上、七支刀作るだけでショートソードが7本要るので、あれだけたくさんあった青銅すら最後は不足。初回プレイ時はデュラハンから紫微の輝きを盗み忘れたので、クリア後のBOSSラッシュで盗もうとしたら失敗して死ぬわ死ぬわ。ダマスカス鋼も全然足りないので鉄球魔人からスティールしまくってたら、いつのまにか鉄球魔人の正面から振り下ろしの瞬間にスティールする絶妙のタイミングを体得してしまう始末。レーザーブレードを合成した頃にはもう精根尽き果ててました(笑)。あと、初回プレイ時は死ぬほど苦労したドラキュラ第2段階が、飛行タイプのイノセントデビルの「じゅうたん爆撃」を連発しているだけであっさり爆殺できることを知ってカックン。きゅう。
 『バイオハザード4』は…いやー!リヘナラドールいやー!村人寄生体いやー!サラザールいやー!サドラーいやー!……などとドンドンパチパチしているうちにクリアできました。いやー今回は撃ちまくりSIRENみたいで面白かった!思わず2周しているわたくし。ハンドガン(レッド9)、セミオートショットガン、セミオートライフル、マグナムやマインスロアーが全部限定改造になってしまいましたですよ。セミオートショットガンの限定改造はただごとではないですね。100発装填可能て。それでも一時期25発くらまで減ったな…。今回の戦いはそれくらい激しく辛いのであった。あと100万ペセタは貯まっているので、後は「ADA THE SPY」をクリアすればシカゴタイプライターも買えるんだけど…そこまでの元気がないワタシなのであった(笑)。ところで、シカゴタイプライターなんて、ずいぶん小洒落た名前のマシンガンなのね…と思ったら、禁酒法時代のマフィアが使ってたドラム式マガジンのマシンガンのことを実際にシカゴタイプライターと呼んでたらしいですね。一つ勉強になったわい。

:新年あけていた。


 …というわけで、ぺもぺもと新年トップページを作ったりしていたらいつの間にかに元旦どころか2日になってましたよ。そんなワタシですが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。見捨てないでぇぇぇえ…。なんで新年早々そんな悲壮感漂ってるんだわし(笑)。

 今回の新年DoGA絵ですが、元は年末年始でぺもぺもテストしてた噴射炎表現のテストデータの流用です。今までのDoGA絵はそこらへん誤魔化してきた(笑)けど、これが無いと作れる絵柄にも幅が出ないからなぁ…と今までも時々ちょこちょこ試行錯誤してはいたのですよ。一時はフォトレタッチでレンダリング後の絵に後から書き加えることも検討はしたのだけれど、実際に試してみて一瞬で断念。噴射炎書き入れるだけでもCG絵心が無いと無理(笑)!というわけでDoGAベースで頑張って、なんとか満足できる程度の表現が見つかったので今回使用した次第。でも、とりあえずGoogleで当たるを幸いに落としてきた画像と適当に合成してはみたが…こんな青空と噴射炎…なじまねぇなぁ…(笑)。普通に考えたら、こんなお日さまさんさんと降り注ぐ真っ昼間に噴射炎が見えるわけがないデスよ。でもでも、夜の画像じゃ新年明けましたの明るい雰囲気となじまねぇんだよ!ぐあー!
 ちなみにこの噴射炎の表現ですが、特に外部の画像ファイルとかは用いていないので、デフォルトのDoGAで再現可能です。基本図形の長方形板に、パレット設定の「模様」で、透明に炎1、色1にまだらを指定して、質感は発光物体80%、色はまぁお好みで。後はどの角度から見てもそれなりに見られるよう、上記の長方形板を格子状に組み合わせてハイ終了。終わってみると意外と簡単なんだけど、ここにたどり着くまでが辛かった…。ぷにゅう。




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