リチャード・モーガン
 「ブロークン・エンジェル」

「God Of War 2 (ファーストインプレッション編)」



:「God Of War 2 (ファーストインプレッション編)」
 クレイトスさんと結婚した!
 俺はクレイトスさんと結婚したぞ!

 するなよ。

 というわけで世間がGWのさなか、ワタシは秋葉原に行っていました。で、関東方面の方々と遊んだり遊ばれたりしながら帰ってきました。戦利品を持って。

 『God of War2』を。

 もちろんまだ日本では未発売です。つまり買ったのは英語バリバリの北米版です。いやだって前作だって結局売り上げ的には壊滅的だったのに、もう1回ローカライズしてくれるかどうか怪しいし、流れが次世代機に向いている昨今、ローカライズが終わる前にPS2自体が終わるやもしれぬ。だが北米版ソフトは北米版PS2でないと動かない罠。というわけで、

 北米版PS2も買いました。

 これでGoW2は動くけれど、当然北米版PS2では日本のソフトは動きません。新しい本体マジクレイトスさん専用機…。つうかGoW2にぽんと3万強出すワタシは一体なんなのでしょう。アホですか。アホですね。

 というわけで今回のお題は、日本未発売ゆえに玄田哲章の吹き替えが完了するまで待ってられるか!と買ってしまった、海外版ゴッド・オブ・ウォー2のファーストインプレッション編でゴザイマス。ウチのページ史上初の、プレイ時間数時間でクリアなど全然ちっともさっぱりな状態での感想Death。終わったらまた追加で感想書くぞわし。
 で、とりあえず説明書(英語)を読んでみたんですが、日本の初代GoWの説明書と違って、ホントに説明オンリーで読み物的な楽しみはあんまり。でもギリシャの神々一覧くらいは乗ってるんですが、ゼウスだのアテナだのの面子に加えて、普通にクレイトスさんが同列で記載されてて吹きました。まぁ確かにそりゃそうなんだけど。だが「無法さと力への渇望はかつてのアレス以上」とか書かれてますよクレイトスさん!クレイトスさん…。

 でで、今回のストーリーは…なにぶん英語オンリーなので、絵ヅラと断片的に漏れ聞こえてくる単語を元にあやふやに判断するしかないんですが、

 戦争中のスパルタ軍から加護を求められた元スパルタ軍隊長クレイトスさん。アテナの制止を振り切って、ゴッドオブウォーの職権乱用で地上へ降臨したはいいものの、いい加減クレイトスさんの傍若無人っぷりに辟易していたゼウスに、その場で職権停止を喰らった挙句、ぷっすり処刑されて冥界行き。だが、捨てる神あれば拾う神ありのノリでタイタン族のガイアに拾われてあっさり復活したクレイトスさんは、もう一度神様に返り咲いてやるぜーッ!と息巻いて頑張るのでした…。

 みたいな感じっぽい。相も変わらず傍若無人すぎますクレイトスさん…。

 でもって、やっとこプレイを始めるわたくし。システム面的には前作からの変更点はほとんどありませんです。発売前のトレイラーでは弓を持ったクレイトスさんの画像もあって武器システムに何か変化が!? と思ったんですが、あれ、実際には前作の魔法の代替物です。今作のクレイトスさんは実質的にオリュンポスに反逆状態なので、前作のようにオリュンポスの神々の加護は受けられないのですな。で、代わりにタイタン族のバックアップを受けているわけです。で、前作でのゼウスの矢を選ぶと、代わりに弓装備して敵を撃つ、というわけで。まあ、弓自体はタイタンの一人から強奪したわけですが。他にも、前作のPOSEIDON'S RAGE(雷ビリビリ)がCRONOS'S RAGEになって、特性が微妙にライトニング波動砲チックになってたりしてました。前作で一番役に立ったARMY OF HADESは使えるのかなぁ…。
 システム的に完全に新規追加になったのは、Amulet of the Fatesメーター。ストーリーが進むと、従来の魔力ゲージの下に、黄色のAmulet of the Fatesメーターが追加されます。効果としては、発動中の間、周囲の時間の流れを遅くするという、なんだかとってもビューティフルジョーな効果。とはいえ実際には、画面上に特定のシンボルが出現している場合しか使えないので、実質的にはパズル解き専用のギミックと考えてよさそう。まあ時間止めてスマート&クールに戦うクレイトスさんなんて見たくないのでこれはこれでよいのかもだ。「HENSIN-A-GO-GO-BABY!!」とか言いながらマトリックス避けをするクレイトスさん…見たくNEEEEEEEEEE(笑)!

 で、結局一番変わったのはクレイトスさん自身の運動性能かも。トレイラーの中でも何度か出てきてたけど、今回はATHENA'S BLADE(=前作のBLADE OF CHAOS)でのロープアクションが追加。特に違和感もなく馴染めるあたり、さすがはこのスタッフだと感心。だが、前作でもあった壁をよじ登るシーケンスで、なんか壁を登ってったら、何とオーバーハングが出現。いくらクレイトスさんといえども、崖から突き出たオーバーハングは乗り越えるの無理なんじゃ…とか思ってたらクレイトスさん、オーバーハングに交互に剣ぶっ刺しながら、普通にぶらさりつつさくさく進んでゆかれました。今に始まったことじゃないけど、クレイトスさんのサバイバビリティは異常。本当に異常。

 ゲーム自体はまだ初めて数時間なんでどう転ぶか分からないけれど、前作でも大きな特徴だった、舞台の異常なスケール感や動きのダイナミックさは、今回も微塵も損なわれてないっぽいのでその点は安心。つうか、例の初回ボスの巨像とか、前にムービーで見てたけどやっぱりスゴイいし、なんか今回は空中戦とかもしてるし。敵のグリフォンに飛び乗って敵兵を叩き落した上で、グリフォン自身の羽根ももぎ取って墜落させるのに、自分は大空に飛び出して自分のペガサスに無事着地、とか平気でやらかすクレイトスさんに、お前はどこの内家功夫の達人だとツッコまずにはいられません。初めて数時間でこれなんだから、これからどんなアグレッシブさを発揮するかと思うと楽しみでなりません。わくわく。

 ワタシのGoW2ファーストインプレッションはこんな感じ。今のところ、万人に押し付けてでも買わせたいPS2アクションゲームシリーズの地位は不動也。でも今回のワタシみたいに、北米版PS2と北米版ソフトに手を出すなんてのは、誰でもできることではないので、SCEIかカプコンか、とにかくどこか心あるメーカーがちゃんとローカライズしてくれることを願って止みません。つうか、ローカライズしてくれないとストーリーが分からないのでワタシも困る(笑)。もちろんわしは日本語版も買いますよ?どんだけクレイトス好きなんだわし。

:リチャード・モーガン「ブロークン・エンジェル」
 人間の意識を小さなメモリー・スタックに蓄えることが可能となり、意識の伝送や肉体の変更が可能となった27世紀。元エンヴォイ・コーズであり、地球で特赦を得たタケシ・コヴァッチは、今はサンクション第4惑星で、政府雇いの傭兵部隊・カレラ機甲部隊の一員として、反政府のケンプ軍といつ果てるともない戦いの最中にあった。だがそこで出会ったシュナイダーという男から得た思わぬ話。戦いの前線真っ只中のダンダレク海岸、そこに隠されたハイパーキャスト・ゲートを抜けて出られるサンクション星系の深宇宙に、古代火星人の残した恒星間宇宙船があるというのだ。人類をはるかに凌駕するテクノロジーを秘めた火星人の遺産を押さえることができれば、莫大な利益を得ることができる。儲け話に乗ったコヴァッチは、収容所に囚われていた考古学者を救い出し、火星人の利権の独占を狙う企業の重役と手を組むと、訳ありのスタックから選抜したチームを組み、ダンダレク海岸へと向かうが…。

 というわけで、前作『オルタード・カーボン』以来、待ちに待ってたリチャード・モーガンの新作。つうか正直出るとは思ってなかった(笑)。だって海外系って、鳴り物入りで出てきてもあっという間にフェードアウトしてしまうのが常だからなぁ。『スカル・セッション 殺戮の脳』、皆が忘れてしまってもボクは忘れてないよダニエル・ヘクト!『Babel Effect』出せよどこか(涙)!プレストン&チャイルドはヘクトよかマシだけど、皆は知らんがワタシは大好きペンターガスト捜査官も『殺人者の陳列棚』以来全く音沙汰なし。泣くぞ!そんなこんなに比べれば、リチャード・モーガンの刊行ペースは矢継ぎ早と申しても良いでしょう。……海外作品の読みすぎで何かの感覚が凄くずれてきてないかわし。

 で、肝心の作品内容はといえば…。前作『オルタード・カーボン』は、SFテイストで彩ったハードボイルドストーリーが最大の魅力でしたが、今回の『ブロークン・エンジェル』は逆に、ハードボイルドテイストで彩ったSFでございますですね。一見単に逆になっただけのように見えますが、リチャード・モーガンがSF書きとしてはもしかして凡庸なんじゃ、という疑念を呈した瞬間、これは非常に重要な問題になったりする(笑)。ぶっちゃけ、今回の作品の面白さは、ハードボイルド方面にどれだけ価値を見出せるかにかかってマス。前作は本筋がハードボイルド系だったので、SF部分は(良くも悪くも)彩りで済んだけど、今回はSFのほうが本筋だからなぁ。言いたくないけど、このハードボイルド文法がなかったらこの作品、ハヤカワ文庫SFあたりで粗製乱造される並作品とそう変わらないよね…きゅう。まあ中盤の展開が半分くらい、放射能汚染された海岸で考古学者がハイパーキャスト・ゲートを開けるのをひたすら待ちながら「今朝は歯ぐきから血が出ちゃったよー、明日は吐血するかもなHAHAHAHA!」とか言いつつ(言ってない)グダグダ放射能で弱っていくというどんより展開でカッフン、という事情もありますが(笑)。いやはや。

 とはいえ、標準以上には面白いし、タケシ・コヴァッチはいいキャラなので次回に期待したいわたくしなのでした。いやそれ、今回は駄目だったって言ってるのと同義なんじゃ…(笑)。

:保身なき零距離魔法
 『コードギアス』1期が終わってしまって(24, 25話は夏まで待てとか新手の拷問か何かですか)くすんくすんなわたくしは、何を思ったのか『リリカルなのはStrikerS』とか見始めました。冒頭、崩落寸前の屋内火災現場で、どうやら他の生存者もいるらしいのに「安全な場所まで一直線だから!」とか言って、崩落にとどめを刺しそうな威力のディバインバスターの一撃で地上までの退路をぶち抜くなのはさんの相変わらずの外道ぶりに大変安心しました。新人もゲムギルガンゴグフォとか言いながら(言ってない)保身無き零距離射撃を敢行したりしていて吹きました。つうかもうこの世界の魔法は、魔法っつうか「十分に発達した科学は魔法と区別が付かない」という意味の魔法だよね…。ナックルガードがリコイルしてギアがぎゅんぎゅん回り始めた瞬間に考えるのを止めました。あー愉快だ…。でも『マスターキートン』とかだと、かつての恩師がいた取り壊し寸前の社会人学校で教鞭を執る「屋根の下の巴里」がマストなエピソードなわたくしは、最後のスバルとなのはさん再会エピソードであっさり感動していたのであった。ワタシの涙の価値は現在絶賛暴落中!
 ところで、1話かなり絵が動いてたけど、これ、ちゃんとこの調子で続くんだろうか…(笑)。

 『デッドライジング』、72 hour mode、Overtime modeクリア。フランクさんは噂にたがわぬ超人ジャーナリストでした。つうか、ゾンビの群れの中で過ごすうち、最後にはサマーソルトキックを習得したり、貫手でゾンビの腹を打ちぬいたりするとかどういうジャーナリストですか。まあワタシは嬉しくてついついゾンビの群れに飛び込んでダブルラリアットかましたりしてしまうので、よくゾンビに噛まれて死んだりするんですが(笑)。あと、生存者が時々生意気だったので、数名見殺しにしたり殴り殺したりしてしまいましたが極限状態なので許されるでしょう。いやいやいや。たとえば、初日にアルプラザで立てこもってる兄ちゃん二人組み、一人を殴って大人しくさせる必要があるんですが、ある日のフランクさんは虫の居所が悪かったのか、その時手に持っていたのは鉄アレイ。いつものように殴ったら、当たり所が悪かったらしく、「ぶしゅあああ」という派手な血飛沫とともに一撃で絶命してしまいました。あと、フードコーストで飲んだくれているおっさんがあまりに言うこと聞かないので、殴り続けたら反抗してきてきゅう。仕方がないので、小型チェーンソーで切り刻みました。もうプラザを徘徊しているサイコとあんまり変わらないですよねフランクさん…。ああっ、わしの中の内なる獣性がっ(笑)!




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