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デビルメイクライ

『Devil May Cry』
対応機種:プレイステーション2
ジャンル:スタイリッシュハードアクション
発売元:カプコン
標準価格:6800円

関連リンク:
カプコン
デビルメイクライ公式ホームページ


おまけつれづれ:
Dante's Selection
初回特典CD
『Dante's Selection』
ラルクアンシエルのyukihiroとやらが
作曲した『ring of noise』、
およびゲーム中のBGM
『The theme of Dante: Lock & Load』
『S』
の計3曲を収録したCD。
BGMの2曲は文句無しなんだけど、
『ring of noise』は…言わぬが花か…。
つれづれなる電脳娯楽遊戯
悪魔が来たりて泣きまくる

■ ROCK the HEAVEN, HOTTER than HELL

諸君、私はゴシックホラーアクションが好きだ。
諸君、私はデカい剣が好きだ。
諸君、私は二挺拳銃が大好きだ。

 …ごめん、やっぱワタシには少佐の真似は無理Death。

 さて、今回ご紹介のブツは、カプコン製の、悪魔の血を引く悪魔狩人がデカい剣と二挺拳銃で悪魔をばったばったとなぎ倒すゲームでございます。「悪魔」で「デカい剣」で「二挺拳銃」です。おまけに「スタイリッシュハードアクション」だそうです。現在、なんかもう他には何も言わなくてもいいのではないかという気分にひしひしと苛まれております。だってあーた、

スタイリッシュな悪魔狩人が
スタイリッシュに跳梁跋扈する悪魔を
デカい剣でスタイリッシュに斬殺したり
二挺拳銃でスタイリッシュに射殺デスよ!?

 …どうやらカプコンはワタシの悶絶死を狙っているようです。かのファミコン時代の傑作アクションゲーム『悪魔城伝説』からこっち、モンスターがお城で跳梁跋扈なゴシックホラーアクションは私の最も好む舞台設定の一つ。でもって、どのくらいデカい剣が好きかというと、デカい剣さえあれば、今をときめく矢吹健太郎のデビュー作『邪馬台幻想記』でも可能!てなくらい好き。何が可能なのかとか訊くな。そしてどのくらい二挺拳銃が好きかって…愚問Death!
 ヒトの琴線をエレキギターみたくかき鳴らしやがって!俺を殺す気かカプコン!
 というわけで、気がついたらもうワタシには「買わない」という選択肢は残されておりませんでした。卑怯だよ、卑怯すぎるよカプコン…。「二挺拳銃を撃ちたいな〜、心行くまで撃ちたいな〜」というヒトの願望に付けこむなんて酷すぎるよ…。アンタの狙いどおりだよ!今俺は猛烈に悶絶してるよ!ああ、ごろごろごろ…。

 そんなんで悶絶するのアンタだけや、というツッコミはとりあえず却下。

■ DANTE the DEVILHUNTER

 というわけで、今回のお題は、カプコンのスタイリッシュハードアクション『Devil May Cry』にございます。プレイヤーは悪魔狩人ダンテを操り、冥界の門が開こうとしている悪魔の島・マレット島の古城の中で、悪魔を斬って斬って斬りまくり、撃って撃って撃ちまくって退治するっちゅうゲームです。とりあえず詳細はこちらの公式サイトを見てみたりするとよいかも。ムービーは涙がちょちょ切れるほどイケてるので必見。

 とりあえずわくわくしながらPS2の電源ONすると、カプコンのロゴの後に、「このゲームには、暴力的なシーンやグロテスクな表現が含まれております」というおなじみのエクスキューズのテロップが。あーはいはいいつものことね、どうでもいいから早くタイトル画面見せてよ…とちょっとうんざり気味のワタシの前で。

 そのテロップはヒロインの踵落しで粉々に砕け散りました。

 いやもう文字通りばりーんという音と共に粉々に。度肝を抜かれたワタシの前で繰り広げられたのは、暴力的なBGMとともに、主人公のダンテとヒロインが蹴るわ剣振るわ銃を乱射するわという、テロップとは裏腹の暴力的極まりないイメージ映像だったのだった。最後は銃をくるくる回してダンテが一言「Let's rock, baby!」、そしてクロスで二挺拳銃を構えるダンテとヒロインがうにょーんと背景に引くと同時に『Devil May Cry』のタイトルが!
 よ、良すぎる(笑)!
 この暴力的なオープニングにワタシのエクスタシー度はいきなりマキシマム。つーかあのテロップの砕けっぷりは「エクスキューズ糞喰らえ」というメッセージなのかカプコン。俄然期待に胸高鳴るわたくし。

 その期待は裏切られることなく、続いて掴みはOKなオープニングにノックアウトされるわたくし。裏世界のトラブルシューター・ダンテの店『Devil May Cry』に突然現れた謎の美女。20年前に悪魔に家族を殺されたというダンテの過去を知っている彼女は何者なのか?ダンテは彼女に剣を突きつけるが、彼女は少しも動じず、それどころか…!
 …いきなりマトリックスかよ(笑)!
 いきなり蹴るわ殴るわ砕けるわ(何が?)、果ては時間はうにょーんと歪み、ぴかぴか光るわ串刺しになるわ店は炎に包まれるわでもう大変。ダンテの強さの表現もゲーム界ではありそうであんまり見ない大仰なハリウッド的表現で笑い止まらず。スタイリッシュっちゅうか、むしろロバート・ロドリゲス的「カッコよければ後のことはどうでもいい」センスが素晴らしすぎます。今からワタシは、こんな素晴らしいダンテくんを操ってデカい剣を振り回したり二挺拳銃を乱射したりするのですね。高鳴る胸の鼓動。これはもしかして恋、ちゅうか愛!? ああ〜。

突発企画
悪魔狩人ダンテ・そのスタイリッシュな魅力に迫る
そんなわけで(どんなわけだ)、マレット島で悪魔と壮絶な死闘を繰り広げることになるミスター・スタイリッシュ、ダンテ。どんな悪魔が出てきても余裕のある軽口を絶やさず、銃と剣でばっさばっさとなぎ倒す彼のスタイリッシュな魅力に迫る!

銃を撃つ姿がスタイリッシュ!
 彼の愛用の武器、それは二挺拳銃「エボニー&アイボリー」!サイズも口径も尋常でないこれらの銃を、歩きながら涼しい顔してばんばんぶっ放しまくるダンテの姿はとってもスタイリッシュ!降りかかる銃弾の雨あられに悪魔もびっくりさ!どのくらいびっくりかというと、刃物に対する完璧な呪文防御をそなえた悪魔が、近代武器を想定していなかったばっかりに銃弾だとやられてしまうってくらいびっくりさ!他にも、中折れ式のショットガンを無造作にぶっ放したり、グレネードガンをぶっ放したり、果ては似非サイコガンをぶっ放したりするのさ!撃って撃って撃ちまくれ!

 …ワタシは撃って撃って撃ちまくって腕が腱鞘炎になりかけましたが。

 いやでも撃つだろ普通。旅館のゲーセンで『リーサルエンフォーサーズ』を見つけたとき、わざわざ2コイン投入して二挺のガンコンを両手に持ち、クロス撃ちで撃ちまくったけど10秒でゲームオーバーになった思い出を持つわたくしとしては、今回のダンテくんはまさに理想の体現者でございますですよ。悪魔退治に銃、という微妙なミスマッチがまた絶妙でたまりません。スラム街で銃を撃ってもそんなにインパクトはないものを、中世の城の中で現代の銃を撃ちまくる、というコントラストが素晴らしいデス。二挺拳銃でばばんばーん。ばんばんばばばばばばばばーん。剣で切り上げて宙に浮いた敵を、下からばんばん撃ちまくって宙にくぎ付けにしたり、ジャンプして空中で二挺拳銃を撃ちまくると反動でホバリングするなどといった、誰もが1度は考えるけどベタすぎて誰もやらなかったエフェクトを大真面目に導入してしまったこのゲームは偉大である。さぁ撃て。撃ちまくれ。
 そういえば重要なことを忘れてた。このゲーム、銃器の弾数制限はないです。全部100万発入りの宇宙銃です。さぁ撃て。撃ちまくれ。

デカい剣がスタイリッシュ!
 ダンテは常にデカい剣を背負っている!現代の魔剣士の戦闘スタイルは変幻自在、銃弾の嵐で敵を叩きのめしていたかと思った次の瞬間には、デカい剣が旋回して敵に襲い掛かる!さぁ斬って斬って斬りまくれ!ダンテも気合のこもった声で斬撃を繰り出してくれるぞ!「ふん、ふん、たぁ!ふん、ふん、ふふん、やぁ!ふんふん、ふふふふふふふふん、やぁっ!」…声はあんまりスタイリッシュじゃないが気にするな!
 というわけで、デカい剣です。説明不要。基本は袈裟切り・横薙ぎ・振り下ろしの三連撃だが、三発目のプッシュのタイミングを変えることによって、五連撃もしくは連続突きに!デカい剣で突きってアンタ、なんて突っ込むヒトはキライです。ハイタイム(敵を宙に浮かせる切り上げ技)から自分もジャンプして、空中で敵に二挺拳銃の銃弾の雨をお見舞い、着地と同時に剣で横薙ぎ二発、連続突きでトドメ、などという銃と剣の華麗なるコンボなども平気で出せるのが最高ッス。
 なお、剣は最初、親父の形見のフォースエッジという剣ですが、後に雷の精霊の力が宿る魔剣アラストルを手に入れることになります。このアラストル取得時のイベントは傑作なので必見。要約すると、
 ぶしゅっ!むくっ、ずるずるずる…ずしゃーっ!ぱしっ、ぴかぴかばりばりーん!ぶん!ぶん!ぶん!けりっ、ぶんぶんぶんぶん、ぱしっ、びりびりびり…
 てな感じであまりのことに笑い止まらず。さっぱりわけがわかりませんね。スタイリッシュ道はバカッコいいこととみつけたり。ダンテくんの底知れぬ生命力に乾杯(笑)!
 あとぶっちゃけな話、デカい剣はもう1本ありますです。こいつの取得イベントはぴかぴか光りこそしないものの、カッコよさではアラストル取得時のそれを上回るかもだ。ああっ、アレがグレイブにっ!鎌にっ!

ケルナグールでスタイリッシュ!
 今、ハリウッドでは、『マトリックス』の登場人物たちやジェット・リーの大活躍を見ても分かる通り、華麗に蹴ったり殴ったりできるキャラが最高にスタイリッシュということになっている。我らがミスター・スタイリッシュ、ダンテがそれを考えていないわけがないじゃないか!というわけで、魔導器「炎の篭手」を装備すると、ダンテの攻撃方法は何故か格闘技に!手足に炎をまとわりつかせ、ストレート、ボディ、キック、踵落しの4連コンボで敵を蹴る殴る!その姿はまるで蝶のように舞い、蜂のように刺す華麗さを…華麗さを…。
 いやむしろ男臭い力強さを感じさせますです(笑)。
 何故かは知らねど、ダンテの格闘スタイルは連打とは無縁。蹴りや殴りの1発1発が、コイツにだけは絶対殴られたくないといったあんばいの「重さ」に満ち満ちてマス。文字にすると、
 ふんっ!…ふんっ!…やぁっ!…だぁーっ!
 といった具合。殴られたら絶対骨砕けます。スキだらけのような気もするが悪魔狩人は気にしない。ちなみにタメも可能。おお痛い。
 …いやこれはこれでカッコいいんですが、そろそろワタシは自分のスタイリッシュの定義に自信がなくなってきました。

デビルトリガーでスタイリッシュ!
 悪魔の血を引く悪魔狩人ダンテ、その最大の攻撃はデビルトリガー解放!デビルトリガーを引くと、ダンテの中の悪魔の血が覚醒、悪魔のパワーで敵を蹴散らすのだ!姿は異形のものになり、剣戟は猛烈なラッシュで敵のガードを突き破り、銃弾は悪魔のオーラを帯びて破壊力アップ!さらには稲妻や炎での攻撃も可能に!ふはははは、悪魔よ、悪魔の力を喰らえ!…あれ?
 まぁそれはそれとしても…ああ、良すぎるよダンテ…。二挺拳銃とデカい剣併用ってだけで既に大・満・足だってのに、その上デビルマンですか(笑)!やっぱ変身ダークヒーローは良い。首筋切って失血死で変身の高校生ダークヒーローとはまた違った良さがあるわい…。後半はデビルトリガー引かないとやってられないしな(涙)!

 さぁ、みんな、これで少しはダンテのスタイリッシュさがわかったかな?ワタシは分からなくなってきました。でもまぁ、えーと…カッコいいから良し(笑)!
 真面目な話、このゲームのダンテくんは、昨今のゲームにしては珍しい、動かしているだけで楽しい主人公である。二挺拳銃うんぬんはともかくとしても、割と簡単な操作で多彩なアクションができ、上達したらしただけ華麗な技を繰り出せるようになる、というのは、アクションゲームとしてかなり嬉しいところ。たとえ時々視点が悪くてキレそうになっても(笑)、スタイリッシュなダンテがスタイリッシュに動いてくれるとなんかそれだけで楽しいッス。でも、ワタシの戦いっぷりは、スタイリッシュっちゅうか、
北欧の狂戦士
に近いもんがありますです(涙)。ふぬー!はぬー!ぎゃー、俺を囲むんじゃねぇこの悪魔!ミキサーみたいに振り回される俺の剣に巻き込まれたくなきゃ近づくなぁ!ふんふん、やぁ!ぶしゅ。あ、死んだ。

■ DUEL for VENGEANCE

 そんなダンテの戦いの舞台となるのが、マレット島にそびえ立つ古城。基本的に背景フルポリゴンなんだけど、雰囲気と美術関係は抜群。さすがは本場ヨーロッパまでテクスチャの材料を撮りに行っていただけのことはあるなぁ。朽ちかけた城の沈鬱な感じが実に良く出てる。そんな城の中を、カプコンお得意のバイオハザードなシステムで歩き回るってぇんだから、はっきり言って結構怖いです。つーか、古びた書物庫で閉じ込められて、甲高い「ひゃふふはは」という哄笑と共にシン・シザース(巨大鋏を持った死神)が壁からぬるりと這い出てきたときには俺様泣きそうになりました。いやー!こういうのいやー(涙)!でも次の瞬間にはダンテのショットガンで頭を吹っ飛ばされてるシン・シザース。むごい。
 しかも舞台は古城だけにとどまらず、朽ち果てたコロシアムや霧深い渓谷など、ちゃんと多彩な舞台が用意されてて飽きさせませんです。城の中だけだと正直どうか、と思ってたんで(笑)これは嬉しい。しかも面の一つとして幽霊船が出てきたときは、忘れもしない『悪魔城伝説』の幽霊船面を思い出し、カプコンさんありがとうと感激の涙にむせび泣きましたですよわたしゃ。メーカーちゃうっちゅうねん。
 変わったところでは、水中を泳ぐ面なんてのもあります。主観視点でざぶざぶ泳ぐダンテ。操作方法は普段と変わるけどちゃんとチュートリアルが出るから大丈夫。正直、水中面は普段と違ってめちゃ簡単ですが、演出としてはかなりいい線行ってるッス。つーか最初に水中面が始まったとき、ワタシ、何かフラグを立て間違えて溺死ENDに行ってしまったかと思いましたですよ。エロゲーのやりすぎです。

 しかし本当に怖かったのは後半。ゲームが始まったとき、ゲーム内時間は夕方だったのだが、当然、ゲームが進むにつれて時は進み、やっとの思いで古城に再びたどり着いたときは既にとっぷりと日が暮れていたのだった。当然城の中は真っ暗。明かりは道中たまたま拾った魔光石のみ。朽ち果てて明かり一つない古城の中を懐中電灯一つで歩かなければならない状況を想像してみよう。廊下を歩いていても、自分の周囲以外は一寸先も見えない闇、闇、闇。まさにそんな感じ。いやじゃー!暗いのいやじゃー(涙)!助けてママン!
 でも終盤は文字通りダンテの地獄巡りをさせられるのでこの程度で泣いてちゃ駄目。個人的には、幻影の世界の空の描写がすき。渦巻く混沌っちゅうのはあんな感じのを言うのかしら。いや、このゲームの舞台設定はかなりワタシのツボをついたいい舞台でしたよまったく。あのツボは、いいツボだーッ!

■ SLASH and FIRE

 当然アクションゲームというからには敵もいるわけで、このゲームでダンテに相対するは、魔帝ムンドゥスに率いられ、マレット島で冥界の門を開かんと画策する悪魔たち。からからと不気味に迫る悪魔の操り人形・マリオネットから始まって、大鋏や大鎌を持った死神シンやデス、蝿を媒介とした巨大蝿悪魔ベルゼバブ等、さすが悪魔という顔ぶれに嬉しくなってきます。
 しかしケレン味大好き人間のワタシとしては、やはり戦闘前に仰々しいデモが入る(笑)ボスクラスの悪魔に着目したいところ。ダンテも大悪魔だと悪魔狩人の血が騒ぐらしく、いちいち一言余計なことを言ってはボスを怒らせたりしてます。

ボス「大きな闘気を感じたが、ただの小さな人間か!」
ダンテ「(ボスの甲殻をこんこん叩きながら)お前のこの中には、筋肉以外のものは詰まってんのかよ?」
 とか、
ボス「(宙で羽ばたきながら)ムンドゥス様に逆らう人間とは貴様か!」
ダンテ「消えな、トリ頭!それとも、痛い目見るか?」

 とかまぁそんな具合。大悪魔の力の前に最低3回はコンテニューを繰り返さなければ勝てなかったわたくしとしては、ダンテくんにあんまり大口叩いてもらいたくはありません。でもまぁ、ダンテだし。これもいわゆるスタイリッシュの一形態だし(笑)。
 しかしそれでも最後は悪は滅びる運命であるわけで、ダンテの銃と剣の前に沈んでいくボスたち。このゲームの特徴の一つとして、
ボスの壮絶な死にざま
が挙げられるでせう。特に身体が溶岩で構成された巨大溶岩蜘蛛・ファントムと、悪魔の巨鳥ファントムのやりすぎ感あふれる死にっぷりは、ワタシのココロに永遠に残ることでありましょう。B級映画好きのわたくしとしては、ちゃんとたまたまそこにある尖った何かに刺さって死ぬという最期が用意されているというのもポイント高し(笑)。

突発企画その2
スタイリッシュな悪魔退治の手引き
新米ダンテの前に立ちふさがる数々の大悪魔。一番重要なのは不必要にビビらないこと(←重要)だが、それでも対応策を知っていれば戦いはずっとスタイリッシュになる。楽になる、といわないのは何故だ。ともかく、ボスに対する対応策の一例をここでご紹介。

ファントム
 全身を硬い殻で覆い、節々に見えるのは筋肉ではなく溶岩という、巨大溶岩クモサソリ。ぐわーはっはっは、と豪快に笑うので結構すき。それはともかく、弱点は背中。厳密にはケツにあたる丸い部分。というわけで基本はジャンプからの兜割り。ファントムの背中に飛び乗るようなつもりでジャンプし、空中で剣を振り下ろせば当たる。ファントムの正面に立つと、前肢でぶん殴られるか口からの火炎弾で手ひどくダメージを食うので痛いけど、わざと前肢での攻撃を誘って後方へジャンプ、着地と同時にスティンガーを使えばファントムの顔に攻撃を当てることも可能。地面に顔を突っ込む動作は溶岩吹き上げ攻撃の前兆だが、この攻撃は走りつづけていれば絶対に当たらないので落ち着こう。再戦時の背中からの火炎弾も同様。エアレイド(アラストル魔人化後、空中から電撃攻撃)があれば少しは楽に倒せる。

シャドウ
 名前の通り、影で構成された猛獣。素早い上にトリッキーな攻撃を繰り出してくるので翻弄されがち。ハードランク以降だとザコ扱いで出てくることもある。泣ける。シャドウなんて嫌いだ(涙)。
 猛獣形態のシャドウには銃しか効かない。剣は撃ち返しが来るので絶対厳禁。広い場所で戦えるのなら、ある程度距離を取っても有効なエボニー&アイボリーの連射がイイけど、あまり動き回れない狭い場所や、ある程度接近しても戦える自信があるのならばショットガンの方が有効。まずはとにかくジャンプでも側転でもいいから動き回りながら銃撃。足を止めると攻撃を喰らう可能性が高い。ある程度ダメージを与えるとコアが露出するので、そうなったらコアを剣で斬る。デビルトリガーが使えるのならば惜しまずに発動してしまおう。シャドウが赤くなったら、逃げ回っていれば勝手に自爆するが、この時に捕まえられると自爆に巻き込まれるので注意。

グリフォン
 デカいとりさん。よく見ると口が4つに割れてる。キモい。
 一番楽なのはエアレイドを使った電撃攻撃。グリフォンと戦う頃にはグレネードガンを手に入れているだろうから、まずはグレネードガンを当ててDTゲージを稼ぐ(グレネードは当てると無条件にDTゲージが1上昇する)。DTゲージが溜まったら魔人化&エアレイド。グリフォンに密着するように飛べば電撃攻撃も喰らいにくい。エアレイドがなければ、地面に降りるのを狙ってなんとかグリフォンの足を斬る。連続で攻撃を当てていると、たまにグリフォンはダウンしてぶっ倒れるので攻撃のチャンス。

ネロ・アンジェロ
 ダンテと同じ剣法の使い手の魔界の騎士。3回に渡って戦うことになるが、毎回強いので困る(涙)。とりあえずスティンガー(まあなんつーか、牙突)はほとんど必須なので習得しておこう。戦いになったら、とりあえずスキを見てスティンガーで突くのが基本。スティンガーで突っつくとたまにネロ・アンジェロがへたれてスキだらけになるので、そうなったら三連撃を叩き込むチャンス…だが、たぶんそんな機会はあんまりない(笑)。防御の姿勢になると一切の攻撃を受け付けないので、ジャンプで飛び越えて空中から兜割りで背中を斬りつける。光弾を飛ばしてくるようになったら、避けつつ近づいてやっぱりジャンプ&兜割り。アンジェロの斬撃コンボに巻き込まれたら、何としてでも剣を振って跳ね返して被害を最小に食い止めること。でないとなすすべもなく死にます。3回目は幻影めいた剣を飛ばしてきてとっても痛いですが、イフリートのローリングブレイズなら逆に剣を壊せます。ガンバレ。ワタシはこいつだけとはできれば戦いたくないデス(涙)。

ナイトメア
 できれば戦いたくない敵その2。できそこないスライム。ただのぷよぷよのクセに強すぎだYO(涙)!
 戦闘開始直後のナイトメアは液状化しているので、とりあえず用意されている壁のシンボルを斬って魔方陣を発動させ、ナイトメアを固体化させる。その後、口の前でうろうろしてナイトメアの波動砲を誘う。口から白い煙の輝きがもわわ〜んと見えたら波動砲の前兆なので、即座にデビルトリガー発動&エアレイド。で、波動砲を撃ってるナイトメアのコアを電撃で攻撃しまくる。デビルトリガーが切れるときに、ちょうどナイトメアの背中に乗れればベスト。そのままナイトメアのコアを斬ることができる。このとき、イフリートのインフェルノを使うのも有効だそうな。コアがナイトメアの体内に収納され始めたら、ナイトメア液状化の前兆。液状化する前に飛び降り、液状化と同時に魔方陣を再発動。以下繰り返し。DTゲージはグレネードで回復すること。
 ちなみに1回こっきりだけど、液状化ナイトメアに飲み込まれると、過去のボスと戦うことになる。このボスに勝てばナイトメアの体力をごっそり減らせるのでレッツチャレンジ。どうしてもナイトメア倒せなかったら聖水(最強アイテム。いわゆるボム)使っちゃえ(笑)。

■ ARMAGEDON

 演出面に関しては今までも触れた通り、ケレン味重視でほぼ文句無しッス。ポリゴンキャラの演技もなかなかのもので、表情含めてしっかりと見られるものです。そうなると、ほぼ同レベルのポリキャラが活躍する、「PS2だから実現できた驚異のリアルタイム3Dグラフィックス」(だけ)がウリだったSCEIの『フェイズパラドックス』の立場は?とか思ったりもするがそれはまた別の話。
 やっぱ最近のゲームだけあって一応ストーリーらしきものもありますです。幼き頃に母親と兄弟を悪魔に殺され、いつか仇とジャックポットすると信じて悪魔と戦うダンテ、そのダンテの元に現れた母親似の美女(ってまるで神代やよいのようですな)トリッシュ。二人を軸に、ストーリーは終盤に大きく動く…。
 …思いっきりベタな方向に(笑)。
 いやぁ笑った笑った。まるで吉本新喜劇でも見ているかのような予定調和な王道っぷり。あのひとはきっとああするんだろな、ここではきっとこうなるんだろな、という予想は微塵も裏切られません。どのくらい王道なストーリーかというと、ワタシ的映画史に残る名シーン「に、兄さん!?」もちゃんと入っているくらい王道。って王道ちゃうやん(笑)。
 でもこのゲームの場合は王道で大正解。勧善懲悪とカタルシスが命のゲームなんだから、分かりやすいヒロイズムはとてもとてもよいものです。っちゅうか、歳食って涙腺が緩んできたわたくしは、後半のダンテとトリッシュのからむシーンではどれもあっけなく感動しているのだった。切ないよう、うううううー。いいじゃんいいじゃん、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』が「レオンより切ない」っていうのなら、これで感動したっていいじゃんかよ(笑)!いやそれはどうだろう。

 あと、このゲームの最大の見所はラスボス戦。ワタシは今まで数あるゲームでいろんなラスボスと戦ってきましたが、はっきり言って、
アナタはパーフェクトDeath!
 すげぇよ…なんかもうカッコいいとか強大だとか通り越して荘厳だよアンタ…。そのお姿があまりに素晴らしすぎて感動の涙がとうとうと。ワタシもう悪魔崇拝者になってもいいです。それに呼応して、ダンテも脈絡なく秘めたる力に覚醒して立ち向かったりするのでもう最高。そんなふたりが雁首並べてなにをするかと思えば、いきなり微塵のエクスキューズもなしに、
前方向限定オメガブースト
で戦いだしたりするのでワタシのエクスタシーは絶頂に。あんたこんなもん見せられたらワタシは喜んで敗北宣言ですよ?そりゃあもうコーラを飲んだらゲップが出るほど確実に。果ては悪魔にふさわしい肉汁したたるザ・グリードな姿まで披露。必見。

 そして、そんな死闘をくぐり抜けて来たプレイヤーだけが見る資格を与えられるエンディングは大爆発オチ。ベタでもなんでも、燃えて爽快だったからとってもイイ!最後はちょっと小粋な演出もついてスタイリッシュなスタッフロールに。このスタッフロール、演出も音楽も非常に秀逸なのでこれまた必見デス。このエンディングの後半で流れる、ダンテとトリッシュの愛のテーマとでもいうべき英語ボーカル曲"SEEDS OF LOVE"は名曲だと思うわたくし。このゲーム、他のBGMもかなり出来がいいのでサントラかなり希望。ああ、いいわぁ…。

■ GET LOADED FOR ACTION!

 そんなこんなで堪能しまくりでしたですよデビルメイクライ。なんといってもちゃんと「アクションゲーム」してくれてるのが嬉しいッスよ。はっきり言って難易度は高い。こんなんクリアできるか!とキレかけたのも1度や2度ではない。それでも、このゲームだとついつい再チャレンジしてしまうのは、何度もチャレンジして腕を磨けば最後は必ず越えられるパターンが見えてくるから。難関を越える楽しみ、アクションゲームならではのその楽しみが確実につまっているから。アクションゲームに不慣れなヒト向けに、誰でも手軽にスタイリッシュな戦闘ができるようになるイージーオートマチックモードもあることだし、興味が湧いたらレッツチャレンジ!
 あと個人的には、悪魔城ドラキュラシリーズが好きなヒトには絶対オススメしたいデス(笑)。あっちのほうは過去の遺産にとらわれて本分を見失いかけてるけど、その魂の方は確かにこのゲームに受け継がれている。何故かメーカーの垣根を越えてな。

 まぁそんなことはどうでもいいのであって、要はこのゲームは悪魔が恐れる男のバカッコいいスタイリッシュさを堪能すれば良いのですよ!キミも悪魔と戦い、ハリウッドシワ無し超大作風のハッタリの効いたイベントデモに酔い、ボスにコテンパンにされてワタシのように泣くのですよ(笑)!アクション好きなら買っておけ!ああ、ちなみに

 二挺拳銃好きなヒトの購入は義務Death。

 二挺拳銃使いたさに無意味にエボニー&アイボリーで戦ってるのはワタシだけ!? 白黒カラーリングの拳銃だし、.454カスールとジャッカル乱射してリオデジャネイロのホテルで大虐殺するアーカード気分になってるのはワタシだけなのか(笑)!? ステポテチーン。

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