
『パラサイト』
監督:
ロバート・ロドリゲス
キャスト:
ジョシュ・ハーネット
イライジャ・ウッド
ローラ・ハリス
ジョーダナ・ブリュースター
クレア・デュバル
ショーン・ハトシー
アッシャー・レイモンド
ロバート・パトリック
ファムケ・ヤンセン
サルマ・ハエック
パイパー・ローリー
ジョン・スチュワート
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- …スマン、タイトルは純粋に語呂だけで決めた(爆)。
- さて、久しぶりの映画がらみのネタの今回のお題は、待ちに待った、あのロバート・ロドリゲス監督作品の、
- 『パラサイト』
- にございます。ロバート・ロドリゲス。『デスペラード』のロバート・ロドリゲス。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のロバート・ロドリゲス。チンコ銃のロバート・ロドリゲス。嗚呼、愛しのロバート・ロドリゲス。ロドリゲスも、まさかこんな所で愛を告げられているとは気がつくまい。ふふ。
- そこの「だれやねん、ロバート・ロドリゲスって」とか言ってるアナタ。アナタは幸いである。今すぐレンタルビデオ屋に走って、アクション映画の棚におしかけ、とりあえず黙って、
- 『デスペラード』を借りろ。
- そこらのアクション映画と一緒にするなかれ。ワタシも『フェイス・オフ』『ザ・ロック』などのメジャーな奴から『地獄の女囚コマンド』までいろんな種類のアクション映画を見てきたが、これほど壮絶にカッコいい映画は見たことがないぞ。いろんな意味で(笑)。そのパワーは、今まで映画にさして興味を示さなかった人間をして、鑑賞後には袖からイジェクトの2丁拳銃信者に変えてしまうほどである。百歩譲って、2丁拳銃信者にならなかったとしても、ギターケース教の信者になることを免れることはできない。わたしゃ、この映画を見るたびに、
- ギターケースに物を詰めてそこら中を歩きたくなる病
- が再発して大変なんス(笑)。
- 敵も味方も思わず頭を抱えたくなるような変なガンアクションを連発するわ、爆炎が巻き上がれば、その炎の手前にはなぜか必ずクールに決めてる登場人物がいるわの、カッコよさのためなら前後関係を華々しく無視する姿勢がすばらしすぎる傑作。未見ならば死んでも見るのだ。そして『フロム・ダスク・ティル・ドーン』とかも見るのだ。そしてココロに焼き付けるがよい、ロバート・ロドリゲスの名を(笑)!
- …あ、パラサイトでしたね。
- 水をかけるとあら元通り、の親水性寄生体が登場する本作。もともとSFモンスターものはワタシが大好きな分野のひとつ。そして監督はロドリゲス。これで期待するなっちゅう方が無理だというもの。唯一の不安は、脚本が『スクリーム』のケビン・ウィリアムソンだということ。ウィリアムソンどうこう以前に、脚本もロドリゲスがかんでなきゃやだやだやだぁ、というのが理由なんだが(笑)。
- んなことを考えながら映画館のシートに納まるわたくし。毎度楽しみの予告編、やっぱり『マトリックス』はイカシすぎです(笑)。2丁拳銃と風になびきやすい薄手の黒コート、という、ガンアクションにおける服装規定をみたしまくったキアヌ・リーブス、浮世離れした変なアクションの数々等、既にワタシのハートはがっちりと鷲掴みされまくっているのだった。秋の公開が楽しみ。
- 閑話休題。
- てなわけで、その『パラサイト』ですが、感想は、
- 死ぬほど清く正しいインベーダー映画。
- 監督ロドリゲスというのが嘘に思えるほどの王道インベーダー映画ぶり。ショッキングな冒頭から、謎の生命体が見つかる序盤、異変が明らかになる中盤から、ハデに決めるクライマックスまで、どうしたんだ妙に手堅いぞロドリゲス。2丁拳銃はどうした、チンコ銃はどうした!って、舞台がハイスクールなんだから銃なんか出ないってば。どうやら今回は、ストーリー的にはウィリアムソンの色が強い模様。無理もないか。
- しかし変な方面に期待さえしなければ、次から次へとたたみかけるような展開がとてもよろしい映画。きちんと順を追って盛り上がっていくストーリー、主要キャラ6人もきちんとキャラが立ってるし、誰が寄生体にのっとられたのかわからないのがなかなか怖いし(これ、分かっててもやっぱり効果的だなぁ)、最後はやはりデカいのが出てくるし(笑)、ロドリゲスらしいテンポの良さはさすがッス。
- それに、その気になれば映像自体にロドリゲスの色を見出すことも容易。全然さりげなくない主要キャラ紹介から始まって、至る所で飛び出すスローモーション、連続フェードの使い方…こりゃやっぱロドリゲスの映画だわ。それに、ロドリゲスが脚本に書き加えたという、物体Xでらりぱっぱな寄生の有無のテストのシーンは爆笑もの。スパイダーヘッドもどきとか…もし、こういうノリが全編を貫いていたら…面白いけど全然別の映画になっただろうなぁ(笑)。
- 良く見るとキャストも結構豪華。主要6人に関しては、タカビーな学校新聞の編集長役のジョーダナ・ブリュースターが、デミ・ムーアのそっくりさんで荒稼ぎができるのでは、と思えるほどデミ・ムーア似なのを除けばさして思い入れもないが(爆)、脇役にはおいしいヒトタチが揃っている。『ターミネーター2』のたれにんげん(笑)、T-2000役で一世を風靡したロバート・パトリックがスポーツ至上主義のラグビー監督を演じてるし…ぎゃあ、『ザ・グリード』のファムケ・ヤンセンと『デスペラード』のサルマ・ハエックが夢のヒロイン競演(笑)!でも、ラテン美人のサルマ・ハエックは、なんかあかぬけない格好&風邪引きという役回りで登場だし(号泣)、ファムケ・ヤンセンに至っては首ちょんぱ…。
- しかし、今回の寄生生物…似たようなネタをどっかで見たような気が…って、これ、『プロテウス』とほとんど同じじゃねぇか(笑)!ご丁寧に最後にデカブツが出てくるところまで…。ネタを先取りしたと『プロテウス』を誉めるべきなのか、見事なまでにB級テイストを醸し出したと『パラサイト』を誉めるべきなのか。うぐぅ。
- それはともかく、『パラサイト』、押さえるべきところは押さえた楽しい寄生体侵略映画でした。ロドリゲス、こんな映画でもバッチリじゃん。でも個人的には、ロドリゲスの次回作は、やっぱり銃弾が飛び交いまくるようなバイオレンスな映画がいいなぁ、とか思ってたりして(笑)。
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