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- はづかしながら、わたくし最近、やっと検索エンジンなるものの使い方を覚えたんです。いやー便利便利。単語一発でラクチンポン。今までは、ヤフーの見出し検索しか知らなかったんで、ページの内容まで検索対象にしてくれるとは、いやまったく快適快適。でもどうせあんまり使わないだろうけど。
- それはともかく、次に私の取った行動は、検索エンジンを始めて知った者ならば、必ず一度はやってみるのではなかろうか。
- 自分の名前を検索対象にしてみたのである。
- マイネームを打ち込み、検索をかけ、待つことしばし。さて、結果やいかに。
- 18件ヒット。
- わたしゃ自分の名前をそんなに自分のページに書き込んだ覚えはない。ということは…。
- 祝!完全一致の同姓同名さん、発見!
- 間違いない。この世に存在する、私以外の小島修一がエンジンに引っかかっている。
- まさにそれが狙いだったとはいえ、実際に見つかってみると奇妙な感動がある。おお、(私以外の)小島修一よ、おまえもホームページを持っていたのだな。さて、全国に散らばる小島修一氏は、どんな方々なのかいな。
- じっくりと目を通してみる。
- 数秒後、のけぞる。
- ああ、私以外の小島修一よ、お前たちって奴ぁ…。
- 結果的には、私以外に2名の同性同名さんが引っかかっていた。問題は、彼らの社会的地位。
- 一人は、学習院大学の助教授。
- もう一人は、どこかの建築会社の代表取締役。
- 私は、ぼんくら学生。
- 恐れ多くも助教授であらせられる小島修一氏は、化学関係が専攻らしい。ヒットしたページの半数以上が、「某所で行われた学会の記録」だの「化学論文の製作者一覧」的なもので埋め尽くされている。間違いなく、この小島修一氏の御名前によってピックアップされたに違いない。
- また、恐れ多くも代表取締役であらせられる小島修一氏(あーややこし)については、もはや多くを追求する気も失せていたが、そのような尊い地位に上りつめられたからには、やはり、血反吐を吐くような努力をなされたに違いない。たぶん。
- しかるに、恐れ多くも名古屋工業大学の学生であらせられる小島修一氏(わしだ)は、ベクトル解析が崖っぷちのしがない一学生。しくしく。
- まだまだ人生これからという前途有望な時期に、私は、偉大なる同性同名氏2人という十字架を背負っていかなければならないのね。これで、死んでも落ちぶれることはできなくなった。なーんてこったい。
- ちなみに、その後、友人数名の名前を使い、検索をかけてみたが、同性同名はほとんど引っかかってこなかった。まいる。やはり、私の名前のうち3文字までが小学校2年生までに習う漢字で書けるというのがまずかったのだろうか。うーむ。
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